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犬が食べてはいけないものランキング12選!

犬が食べてはいけない12の食べ物

管理人
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こんにちわ!管理人の祥子(@dog_abc_jp)です。

愛犬におねだりされると可愛くてついつい何でも与えたくなってしまいますよね。

だけど、何でもかんでも与えてしまうのはとっても危険です。

中には、犬の死亡例がある食べ物もあるんです。

このページでは、

  • 犬に与えてはいけない食べ物12のリスト(危険度付き)
  • 犬が食べると危険な植物・薬物

をご紹介していきます。

犬が「食べてはいけないもの」と「食べていいもの」をきちんと把握して、愛犬を危険から守ってあげましょう!

既にご存知の方もいるかもしれませんが、今一度復習の意味も兼ねてご覧になってみてください。

No. 危険な食べ物 (クリックすると下に飛びます) 危険度 (が多いほど危険)
1 タマネギ、ネギ、ニラなどのユリ科植物 ★★★
2 チョコレート ★★★
3 ブドウ・レーズン ★★★
4 キシリトール ★★★
5 アボカド ★★★
6 生の豆やナッツ類 ★★★
7 唐辛子や香辛料などの刺激物 ★★
8 骨付きの鶏肉や魚 ★★
9 カフェイン入り飲料 ★★
10 貝類や甲殻類 ☆☆
11 牛乳 ☆☆
12 生卵 ☆☆

犬が食べてはいけない12の食べ物

管理人
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ここでは、犬に与えてはいけない食べ物のうち、代表的な12種類をご紹介します。

愛犬の為にもしっかり覚えてくださいね。

1.タマネギ、ネギ、ニラなどのユリ科植物

1.タマネギ、ネギ、ニラなどのユリ科植物

最も注意するべき食べ物

管理人
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タマネギなどのネギ類は量によっては、死亡してしまうと言われるほど危険な食べ物です。

症状:溶血性貧血・血色素尿・元気消失・心悸亢進歩様蹌踉・呼吸速拍・食欲不振・下痢・嘔吐・死亡

アリルプロピルジスルファイドという成分が、赤血球を壊してしまうと言われています。

(この成分はニンニクにも含まれています。)

加熱してもNG

例え加熱をしても成分は分解されないので、生はもちろん、ハンバーグや肉じゃが、コロッケなどもNGです。

また、エキス自体がダメなのでエキスが染み出た味噌汁なども与えてはいけません。

タマネギやネギは常温保存している家庭も多いので、ワンちゃんが誤って食べてしまわないようにくれぐれも注意が必要です。

参考:犬・猫に与えてはいけない食べ物【きど動物病院】

2.チョコレート

チョコレート

カカオが中毒を起こす

カカオに含まれるテオブロミンが中枢神経を刺激し、中毒を起こします。

症状:興奮・不安・嘔吐・下痢・多尿・痙攣・過温症・呼吸停止・突然死

私の友人で、留守番中に犬が大量のチョコレートを食べてしまい、胃洗浄をしてもらったという方がいました。

室内飼いの場合には、 うっかり、チョコレートなどを部屋に置いたまま出かけたりしないように注意してくださいね。

高カカオタイプは特に危険

特に、最近増えている高カカオタイプのチョコレートは少量でも危険です。

バレンタインやクリスマス付近は誤食による死亡事例が多いそうです。

犬が絶対に取れない場所に隠すようにしましょう。

3.ブドウ・レーズン

2.ブドウ・レーズン

ブドウやレーズンを食べてしまうと、重症の場合は急性腎不全を起こすと言われています。

実際にブドウを食べてしまったワンちゃんの死亡例もあります。

ブドウによる死亡例について詳しくはこちら

特にブドウの皮は絶対にいけません。

症状:嘔吐・下痢・腹痛・急性腎不全・死亡することがある(多量)

ブドウを食べ終わったあとの皮は、愛犬の届かない場所にすぐ移動させましょう。

4.キシリトール

キシリトール

私たち人間では虫歯予防に有効と言われている「キシリトール」。

ガムに等のお菓子に使用されていますが、犬が食べると中毒を起こします。

キシリトール中毒による死亡例も報告されているほど、危険な食べ物です。

症状:低血糖・嘔吐・嗜眠・運動失調・虚脱・痙攣発作・肝不全・死亡

中毒を起こす場合は、殆どが食べて30分以内に症状が出るそうです。

万が一、愛犬がキシリトールを食べてしまって、意識の低下、脱力、けいれんなどの症状があった場合は、速やかに獣医師の診察を受けましょう。

参考:ペット保険のFPC|犬の病気辞典|キシリトール中毒

5.アボカド

アボカド

アボカドに含まれるペルシンという成分が中毒を起こします。

多量に摂取するとひどい場合には死亡の恐れもあります。

特に生で与えるのは絶対ダメです!

症状:アレルギー症状・元気消失・呼吸困難・全身浮腫・中毒・チアノーゼ・嘔吐・下痢・不整脈

しかし最近になって、犬の手作りごはんについて書かれた本に、生のアボカドを使用したレシピがあったとして、ネット上で大炎上する事件がありました。

実際に健康被害が報告されているわけではありませんが、多くの愛犬家が生のアボカドは危険と知っていたので、このような事件になったと思われます。

しかし、犬を飼ったばかりの人はまだ分からない可能性もあり、とても危険ですよね。

アボカドに関しては、こちらの記事で更に詳しく解説しています。

参考にしてみてください。

アボダーム・ドッグフードを辛口評価【口コミ・評判】

6.生の豆やナッツ類

生の豆やナッツ類

ナッツ類はカロリーが高く肥満のもとになるだけでなく、消化不良を起こす可能性があります。

その他にも、マカダミアナッツで中毒を起こした例もあるようです。

症状:
【ナッツ類】高工エネルギー・塩分過多・下痢・嘔吐
【生の豆】鼓脹症・呼吸困難・運動失調・消化不良・下痢・嘔吐
【マカダミアナッツ】運動失調・後肢マヒ・無気力・嘔吐・高熱・筋硬直・振戦・頻脈

豆腐や納豆などの加工食品は消化に関しては問題ないですが、マグネシウムが多いため、結石になりやすいという説があります。

7.唐辛子や香辛料などの刺激物

唐辛子や香辛料などの刺激物

犬は辛味や苦味に対する味覚が鋭敏で、刺激物に対する耐性が低いので、唐辛子や香辛料などは与えないようにしましょう。

症状:胃炎・嘔吐(刺激)・肝臓障害・感覚マヒ

8.骨付きの鶏肉や魚

骨付きの鶏肉や魚

管理人
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鶏の骨は縦に裂けやすく鋭利な状態になるので危険です。

魚の大きな骨なども、のどや消化管を傷つけてしまう恐れがあるので与えないようにしましょう。

症状:消化管損傷・穿孔・消化管の炎症・腹膜炎

9.カフェイン入り飲料

コーヒー、緑茶、紅茶など

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カフェインが含まれているコーヒー、紅茶、緑茶などの飲料を与えると、 犬は中毒症状を起こします。

症状:興奮・不安・嘔吐・下痢・多尿・痙攣・過温症・呼吸停止・突然死

犬は甘いものやミルクが大好きです。

うちの愛犬もコーヒー牛乳の飲みかけを放置していたらすごい勢いで飲んでしまっていたことがあります。

幸い無事でしたが、大量の摂取は危険です。

特にお砂糖やミルクたっぷりの場合は、ワンちゃんにとっても魅力的なので注意してあげてくださいね。

10.貝類や甲殻類

貝類や甲殻類

イカやタコ、 スルメなどは消化が悪いので、下痢などの原因になったり、のどに詰まらせたりすることがあります。

またカニ、エビなどの甲殻類 はビタミンB1 を分解する酵素(チアミナーゼ)を持っており、ビタミンB1欠乏症を引き起こすこともあります。

症状:消化不良・嘔吐・ビタミンB1欠乏

ビタミンB1を分解する酵素は加熱により活性が失われますので、与える場合には必ず火を通しましょう。

参考:飼い主のためのペットフード・ガイドライン【環境省】

11.牛乳

牛乳

一見与えても良さそうな牛乳ですが、犬は牛乳中の乳糖を分解する、ラクターゼという酵素を十分に持っていないため、消化不良の原因になります。

症状:下痢

与える場合は必ず犬用のミルクをあげましょう。

12.生卵

生卵

卵白に含まれるアビジンという酵素が、ビタミンB群であるビオチンの吸収を妨げるために皮膚炎、成長不良の症状を引き起こすことがあります。

症状:皮膚炎・脱毛・白毛・フケ・発疹

飼い主の管理が大事

管理人
管理人

タマネギやチョコレートなどは危険な食べ物として有名ですが、一見与えても良さそうな、牛乳や魚介類なども犬の体に影響を及ぼす恐れがあるのです。

中には、食べることで犬が死ぬものもあるので、飼い主である私たちが、きちんと「食べていいもの」と「悪いもの」を把握することが大切です。

また、与えてはいけない食べ物は

  • 室内に置きっぱなしにしない
  • 席を離れる場合は高い場所に移動させる

などの工夫して、愛犬の手の届かないところに保管する様にしましょう。

参考:人間の食べ物で与えてはダメなモノって何ですか?【京都中央動物病院】

危険な食べ物はドッグフードにも使用されていることがある

ドッグフードにも使用されていることがある

少量なら健康に良い?

管理人
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実は、「犬に与えてはいけない食べ物」が、ドッグフードに使用されていることがあります。

たまに見かけるのが「ガーリック(ニンニク)」。

玉ねぎの段落で少し触れましたが、ガーリック(ニンニク)にも、玉ねぎと同じ「アリルプロピルジスルファイド」という成分が含まれていて中毒を起こす危険性があります。

そんな危険な食べ物をなぜドッグフードに使用しているのか?ですが、免疫UPやノミ、ダニに効果があるからだそうです。

ガーリックは少量ならば問題なく、むしろ健康に良いという意見もあります。

私の意見

しかし、私としては、ノミやダニの予防なら、動物病院でお薬を購入したほうがよほど効果的な気がします。

最近では薬も進化し、月1回飲ませれば、フィラリア予防とノミ・ダニ・寄生虫の駆除がまとめてできる薬も販売されています。

免疫UPに関しても、免疫を上げる食材は他にもたくさんありますので、ガーリックである必要はないかなという感じ。

どちらを信じるかはあなた次第になってしまいますが、私としてはわざわざ「犬が食べてはいけない」と言われている食べ物に健康を求める必要はない気がします。

「ガーリックが入っているから絶対に愛犬には与えない!!」というほど神経を尖らせているわけではありませんが(笑)入っていないほうが好ましいですね。

何にせよ、ドッグフードを購入する際は、きちんと原材料名のラベルにまで目を通し、気になる食材が入っていないかチェックする習慣をつけましょう!

自分の目で原料を確認し、納得した上で購入することが重要です。

当サイトで評価した、安心して与えられるドッグフードランキング

犬が食べてはいけない植物・薬物

番外編

食べ物だけに気を取られがちですが、食べ物以外にも犬が食べてしまうと中毒を発症してしまう危険なものがあるのをご存知ですか?

それは「植物」や「薬物」などです。

この段落では、食べ物以外で犬が口にすると危険なものをご紹介していきます。

犬が食べると危険な植物

管理人
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植物の葉や茎・種や球根を食べることによって 中毒症状がおこります。

危険な植物一覧表

場所別の危険な植物を以下にまとめてみました。

場所 植物名 主な症状
スイセン、アマリリス、アサガオ、ヒヤシンス、あじさい、すずらん、ツツジ、キョウチクトウなど 嘔吐、下痢、呼吸が荒くなる、ふらつきなど
室内 福寿草、月桂樹、サボテン、ポインセチア、煙草の葉など
お散歩コース キンポウゲ、彼岸花、サトイモの芽、ジャガイモの芽、トマトの茎など

改めて調べてみて私もびっくりです。

飼い始めた当初、本で読んだような気もしますが、すっかり忘れていました(-_-;)

我が家にはサボテンもありますし、クリスマスシーズンにはポインセチアも飾ります。

普段目にする植物の中にも愛犬にとって危険なものがたくさんあることを改めて実感しました。

とはいえ、植物は生活を彩るのに欠かせません。

注意するポイント

室内に飾る場合は

  • 置き場所を工夫する
  • 危険な植物を除外する

庭で遊ばせるときやお散歩の時には

  • きちんと飼い主が目を光らせる
  • 危険な植物の近くで放さない

などの対策をしたいところですね。

犬が食べると危険な薬物

危険な薬物一覧表

続いて薬物関係を紹介します。

種類 成分 用途 症状
殺虫剤、殺鼠剤 ホウ酸塩、ワルファリン ゴキブリ・アリ・ハエなどの駆除剤やねずみの駆除剤・防腐剤・トイレの洗浄剤・消毒剤などに使用 食欲減退、激しい嘔吐や下痢、ケイレンをおこすなどの 症状
重度の場合は、死に至る
除草剤 パラコート 主に畑などで使用される除草剤で使用
人薬 アスピリン、アセトアミノフェン 抗炎症薬・解熱鎮痛剤などに使用
その他 エチレングリコール 、ニコチン、鉛 車の冷却水・煙草・ペンキ・絵の具や車のバッテリーなどに使用

散歩中に潜む危険

私の通っている動物病院で、除草剤や消毒薬が原因で病院にくるワンちゃんが案外多いと聞いたことがあります。

我が家の近くには遊歩道があり、植物や木々が豊富なため、季節によっては、除草剤を撒いていたりすることがあり、それがかかった植物をなめたり食べてしまったりすることが原因なようです。

犬は嗅覚が優れているので、においのきつそうな除草剤などは、なめたり食べたりしないだろうというイメージがありますが、安易に考えるのは危険だという事ですね。

毎日お散歩している方にとっては決して他人ごとではありません。

普段から外の草は食べないように気を配ってあげるのが大切ですね。

人間用の薬は絶対NG

また、愛犬が風邪をひいているようだからと言って間違えても私たち人間の風邪薬を使用しない事!!

私の周りにも、人間用の風邪薬を半分に割ってあげている人がいましたが、絶対にやめましょう。

万が一食べてしまったら

万が一食べてしまったら

管理人
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万が一、食べさせてはいけない食べ物や植物、薬物を愛犬が口にしてしまったら、病院にすぐにかかることが大切です。

犬は好奇心が旺盛でいろいろなものを口にしてしまいます。

食べてしまった種類によって対処法が変わりますので、きちんと食べたものを確認し、獣医さんに伝えましょう。

素人判断は危険です。

きちんとかかりつけの病院で診てもらいましょう。

まとめ

管理人
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今回紹介した以外にも、まだまだたくさんの与えてはいけない食べ物があります。

日々の生活の中には愛犬にとって危険な食べ物や植物、薬物が溢れているのです。

愛犬の体を守るのは飼い主の役目です。

そのためには犬が食べてはいけないものをきちんと把握する、愛犬の体の事を考えたフードを選ぶなど、ワンちゃんに対しての「正しい知識」を持つことが大切です。

愛犬がいつまでも健康で安全に生活できるように気を配ってあげましょう。

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