
こんにちわ!管理人の祥子(@dogfood_abc)です。
ドクターズダイエットは「ドクターズ=医者の」「ダイエット=規定食」という名の通り、動物病院で販売されているドッグフードです。
医師がおすすめするドッグフードなので安心・安全なイメージがありますが、
「動物病院のフードは本当に品質がいいの?」
「どうやって購入するの?」
など不安や疑問を抱えている飼い主さんも多いと思います。
ここでは、ドクターズダイエットの口コミや評判とともに、原材料や品質、手に入れやすさなどを徹底的に評価したいと思います!
ぱっと読む見出し
ドクターズダイエットの評価
商品名 | ドクターズダイエット 犬用シニア |
総合評価 |
Cランク A~Cの3段階で評価 当サイトの評価基準は【ドッグフード一覧ランキング】にて解説 |
評価項目 |
第一原材料:×トウモロコシ、フィッシュミール その他原材料:×脱脂大豆、おから、動物性油脂、ポークミール、小麦粉 酸化防止剤:◎ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール 人工添加物:◎なし |
原産国 | 日本 |
第一原材料産地 | 不明 |
内容量と価格 | ・2,530円/1.8kg ・4,730円/3.8kg ※すべて税込/公式サイト参考 |
対応年齢 | 高齢期 |
販売元 | ペットライン株式会社 |
公式サイト | 公式ページを確認する |
特徴 | 老犬におすすめ |
ドクターズダイエットの評価はCランクです。
- 添加物の使用がないので安心
- 各年齢・体質に合わせたケアが出来る
という点では評価できますが、
- トウモロコシ、小麦などアレルゲンになりやすい原材料が多い
- ミールの使用など、原材料に不安が残る
などからC評価としました。
ドクターズダイエットの原材料について
トウモロコシ、フィッシュミール(EPA・DHA源)、脱脂大豆、おから、動物性油脂、ミートミール、小麦粉、全卵粉末、 セルロース、チキンレバーパウダー、卵黄粉末(グロビゲンPG)、フラクトオリゴ糖、ビール酵母、γ-リノレン酸、グルコサミン、セレン酵母、マッシュルーム抽出物(シャンピニオンエキス)、ライスブラン、ビタミン類(A、E、K3、B1、 B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、C、コリン)、ミネラル類(カルシウム、塩素、鉄、コバルト、銅、 マンガン、亜鉛アミノ酸複合体、亜鉛、ヨウ素)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)
とうもろこし、小麦、大豆が配合されている
原材料にアレルギーを起こしやすいと言われる、とうもろこし、小麦粉、大豆の使用が見られます。
ドッグフードをかさ増しするために使用されることも多い原材料ですが、アレルギー源となることがあるので注意が必要です。
メインの原材料がとうもろこしというのは、果たして健康のためなのか、かさ増しのためなのか…?
動物病院専用フードなので「犬の体を考えての配合」だと思いたいですが、犬は肉食性の強い動物のためやや疑問が残ります。
体のことを第一に考えるのであれば良質な肉がメインであって欲しいと私は考えます。
不安な原材料が使用されている
ミールについて
不安な原材料の1つであるミールを使用しています。
しかも、ドクターズダイエットには肉そのものの使用はなく、ミールのみです。
激安のフードではありませんので、質の良い生肉を原材料に加えて欲しいところですね。
動物性油脂について
不安な原材料とも考えられる動物性油脂の使用があります。
何の動物からどのように抽出された油脂か詳細がわかれば問題ありませんが、
質の悪い油脂は下痢などを引き起こす原因にもなりますので注意が必要です。
人工添加物の使用はなし
人工添加物の使用はなしで、酸化防止剤は天然の成分を使用しています。
着色料の使用などもないので、安心できますね。
ドッグフード の注意すべき原料について詳しくはこちら。
ドクターズダイエットの販売会社
ペットライン株式会社が販売
ドクターズダイエットは、販売会社が何度か変更になっています。
ノバルティスアニマルヘルス株式会社からエランコジャパン株式会社、日本農産工業株式会社へと事業譲渡され、2020年11月現在ではペットライン株式会社がドクターズダイエットを販売元しています。
販売元が変わると、価格や内容に変更が出る可能性がありますので、ちょっと不安でもありますね。
ドクターズダイエットは療法食ではない
日本農産工業株式会社では、犬用として2種類の商品を取り扱っています。
- ドクターズケア
- ドクターズダイエット
ドクターズケアは療法食、ドクターズダイエットはプレミアムフードです。
ドクターズダイエットに関しては、健康なワンちゃんが食べても大丈夫ですが、原材料を見る限り、長期に渡って愛犬に与えるには少し物足りないと感じます。
あえてとうもろこしが主原料のフードを選ばなくても、肉類メインで健康に配慮された質の良いドッグフードがたくさんあります。
そのため、愛犬の健康を考えてドッグフードを選ぶのであれば、そのようなものを検討してもいいと思います。
当サイトおすすめの質の良いドッグフードはこちら。
原産国は日本
ドクターズダイエットの原産国は日本です。
中国産ではないようなので少し安心ですね。
しかし、製造工場の詳細や衛生基準などが不明なため、絶対に安心とは言い切れません。
ドクターズダイエットの購入方法
気軽に購入できなくなった
ドクターズダイエットは、以前までは気軽に通販で購入することができました。
しかし、メーカーの意向により、2019年4月1日から動物病院のみでの販売に変更となりました。
在庫が残っている店舗では、まだ購入可能かもしれませんが、在庫がなくなり次第終了になるようですね。
動物病院コードがあれば通販も可能
提携している動物病院で「動物病院コード」を発行してもらえば、公式サイトでの通販が可能なようです。
実際に試してみましたが、購入の際には会員登録が必要で、会員登録には「動物病院コード」の入力が必須でした。
提携動物病院は公式サイトの「動物病院検索」から探すことができますので、ドクターズダイエットを購入したい方は、以下から検索してみてくださいね。
ちなみに、かかりつけの動物病院が見つからない場合は、「登録リクエスト」からかかりつけの動物病院に登録のリクエスト【公式サイト】をすることもできるようです。
獣医師に相談できる安心感がある
ドクターズダイエットの魅力は、獣医さんに直接相談して食事量や与え方を決められるということだと思います。
通販での販売があれば確かに気軽に購入できますが、動物病院で購入(または動物病院でコードを発行してもらう)した方が安心感がありますよね。
特にダイエット中の犬やシニア犬など健康に配慮が必要な場合は、動物病院での直接購入が大変おすすめです。
ドクターズダイエットのラインナップと効果
公式サイトに詳細なし
ドクターズダイエットの公式サイトには原料の詳細な産地などが載っていません。
もっと詳しい内容を記載してほしいものですね。
ラインナップとその効果について
商品名 | 主に期待できる効果 |
ドクターズダイエット 犬用 パピー (旧パピージュニアエイド) |
・歯の健康を維持 ・健康な皮膚をサポート ・皮膚コンディション維持 ・本来側わっている抵抗力の維持 ・腸内細菌のバランス維持 |
ドクターズダイエット 犬用 メインテナンス(pHエイド) (旧レギュラーメインテナンス ) |
・歯の健康を維持 ・健康な皮膚をサボート ・皮膚コンディション維持 ・腸内細菌のバランス維持 |
ドクターズダイエット 犬用 シニア (旧エイジングエイド) |
・高齢犬の健康維持 ・歯の健康を維持 ・本来備わっている抵抗力の維持 ・関節の健康維持 |
ドクターズダイエット 犬用 皮毛管理 (旧 スキンケア) |
タンパク源を米とチキン(純国産)に限定し、食物アレルギーに配慮 |
ドクターズダイエット犬用 体重管理 (旧ライトカロリーエイド) |
・筋肉の健康維持 ・関節の健康維持 ・歯の健康を維持 |
ドクターズダイエット 犬用 避妊・去勢 | ・低脂肪、低カロリー エネルギー代謝が落ち、太りやすくなる手術後に必要な栄養素を備えている ・生後6ヶ月齢未満で手術を実施する犬にも対応 ・尿石症に配慮 ・心身の健康維持 |
以上のラインナップがあるので、愛犬のライフステージに合わせて取り入れてみてください。
参照元:ドクターズ公式サイト
当サイトに投稿された「ドクターズダイエット」の口コミ・評判
ドクターズダイエットのみんなの口コミ・評判
まだ評価がありません。最初の口コミを投稿してみませんか?
ドクターズダイエットの口コミを投稿する
当サイトで調査した「ドクターズダイエット」の口コミ・評判
食いつきがいい、飽きずに食べている
獣医師からのすすめで与え始める人が多いようです。
食いつきがよければより一層安心して与えられますね。
ダイエットも兼ねてお医者様からすすめられて食べさせています。
12歳と13歳のM.ダックスはもう何年食べているかなぁ~、お陰で元気ですよ。
太りやすいダックスのオーナーさんの口コミです。
食いつきもよく、カロリーも抑えられているのでダイエットにもなっているようです。
ダイエット効果があった
うちのパピヨン、13歳オス
腹をこわし、担当の先生のところへ行った時にコレを勧められました若干肥満ぎみでどうしようかと思っていたところでも有りましたが、食べ始めて3月位経ちましたが、ボディの状態は今までにないくらいに。
背中も丸く背骨も触れないくらいでしたが、触ってはっきりと分かるくらいに。
後ろ足付け根のひだもぺらぺらと摘んで分かるくらいになりひとまず安心しました。
ダイエット効果はあったようです!
ただし、ダイエットのしすぎにならないように注意が必要です。
愛犬のダイエットを気にしている飼い主さんのワンちゃんの中には、やせすぎになってしまっていることも少なくありません。
肥満は避けるべきですが、細ければいいというものでもないので、健康的な体重・体型を維持できるように心がけあげましょう。
ドクターズダイエットのように動物病院でドッグフードを購入する場合は、定期的に愛犬の体の状態をきちんと見てもらい、与える期間や量を獣医さんと相談することができるので安心ですね。
まとめ
- 国産の動物病院専用ドッグフード
- 第一主原料がとうもろこしで穀物量が多い
- ミールなど詳細不明な原材料が多く不安
- 人工添加物の使用はなし
- 動物病院での直接購入なら安心
- 動物病院でコードを発行してもらえば通販も可能
ドクターズダイエットは動物病院で購入できるドッグフードなので、獣医さんに直接相談して選べるのが魅力です。
しかし、動物病院で購入したからと言って、必ずしも良い原料を使用しているというわけではないことがわかりました。
獣医師にすすめられたからという理由だけで安心せず、自分の目で原材料や品質について確認するようにするとより良いフードを見つけられるでしょう。