こんにちわ!管理人の祥子(@dog_abc_jp)です。
コンボ(旧ビタワンコンボ)は量販店などでよくみかけるドッグフードですよね。
大きさや食感の異なるさまざまなトッピングが混ぜられているのが特徴で、見た目もカラフルです。
- コンボの原材料の安全性
- コンボのラインナップが知りたい
- 実際に与えている人の口コミ
- 無添加シリーズが気になる
お財布にはやさしいですが、愛犬に安全に与えられるドッグフードなのか徹底的に調べてみました。
このページでは、コンボの評価や、口コミ・評判をお伝えしていきます!
コンボ(旧ビタワンコンボ)の総合評価|Cランク
商品名 | コンボ(旧ビタワンコンボ)ゴロッとビーフ入り贅沢コンボ |
総合評価 |
Cランク A~Cの3段階で評価 当サイトの評価基準は【ドッグフード一覧ランキング】にて解説 |
評価項目 |
第一原材料:×穀類(トウモロコシ、小麦粉、脱脂米糠、コーングルテンフィード) その他原材料:×肉類(チキンミール他)、脱脂大豆、大豆粉末、動物性油脂他 酸化防止剤:◎ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物 人工添加物:×保存料(ソルビン酸カリウム他)、着色料(二酸化チタン、食用赤色102号他) |
原産国 | 日本 |
第一原材料産地 | 不明 |
内容量と価格 | ・811円/720g ・1,647円/1.7kg ※すべて税込、Amazon参考 |
対応年齢 | 成犬用(1歳以上) |
販売元 | 日本ペットフード株式会社 |
公式サイト | 公式ページを確認する |
特徴 | 国産コスパ |
コンボ(旧ビタワンコンボ)はCランクです。
価格帯が安く、豊富なトッピングや大きさ・形の違う粒など、人気の高いドッグフードではありますが、原材料に関しては不安な点が多かったです。
消化しづらい穀物が大量に使われている点や、犬に必要のない着色料や香料、合成保存料の添加が多いのが気になりました。
新しく発売されたコンボピュアは、香料・着色料・保存料不使用なので、気になる人はそちらを選びましょう。
コンボ(旧ビタワンコンボ)の原材料をチェック
「コンボ(旧ビタワンコンボ)ゴロッとビーフ入り贅沢コンボ」の原材料をチェックして評価していきましょう!
穀類(トウモロコシ、小麦粉、脱脂米糠、コーングルテンフィード、小麦タンパク)、肉類(チキンミール、チキン、ビーフ、牛肉粉、豚肉粉、チキンレバーパウダー)、脱脂大豆、油脂類(動物性油脂、植物性油脂(オメガ-6脂肪酸含む))、魚介類(小魚、小魚粉末)、でん粉分解物、ビール酵母、食塩、糖類(ショ糖、オリゴ糖)、セレン酵母、野菜類(キャベツ、大麦若葉、カボチャ、トマト、ニンジン、ブロッコリー、ホウレンソウ、モロヘイヤ)、カゼインホスホペプチド、プロピレングリコール、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、クロライド、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素、コバルト)、グリセリン、pH調整剤、保存料(ソルビン酸カリウム、デヒドロ酢酸ナトリウム)、ソルビトール、ビタミン類(A、B2、B6、B12、D、E、パントテン酸、コリン)、膨張剤、酸化防止剤(エリソルビン酸ナトリウム、ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)、着色料(二酸化チタン、食用赤色102号、食用赤色106号、食用黄色4号、食用黄色5号、食用青色1号)、グルコサミン、アミノ酸類(アルギニン、メチオニン)、コンドロイチン
参照元:コンボ公式サイト
穀類が多い
コンボのメイン原材料は穀物です。
犬は本来肉食であるため、「質の良い動物性タンパク質」メインのドッグフードが好ましいのですが、コンボドッグフード(旧ビタワンコンボ)は穀物類の含有が非常に多いです。
しかも、犬の体では消化がしにくく、アレルギーになりやすい「とうもろこし」「小麦」を使用しています。
これらの穀類は激安フードのかさ増しやつなぎに使用されることが多い食材です。
アレルギーのあるワンちゃんにはグレインフリーを選んであげましょう。
⇒ 穀物不使用!グレインフリーのドッグフードはどんな効果があるの?
肉類の品質
肉類はミール肉や粉の使用
肉類は、肉粉やミールを使用しています。
これらも元になる原材料の質がわからないため、不安が残る食材です。
どんな環境で飼育され、どんな環境で処理・加工された肉製品かわかりません。
海外では口蹄疫や狂牛病など家畜に伝染する感染症はたくさん発生しています。
海外で作られた肉粉などであれば、どこかでそれらの処理肉などが混ざっている可能性もあるため心配です。
角切りビーフ
角切りビーフが入っている!と記載されていますが、そのビーフジャーキーはどんな材料から作られているか詳細がわかりません。
記載が無いのは不安になりますよね。
動物性油脂は謎の油脂
動物性油脂も、どんな動物の脂を使用しているかわからない不安な原料です。
良いドッグフードというものは、「動物性油脂」のような曖昧な表記ではなく、「鶏脂」や「サーモンオイル」のように、明確な表示をしているものです。
当サイトで評価の高いドッグフードはきちんと油脂の詳細が明記されていますので参考にしてみてください。
合成保存料の添加
「ソルビン酸カリウム」「デヒドロ酢酸ナトリウム」が保存料として添加されています。
これらは、保存効果のある物質を体内で代謝できるように化学的に合成してつくられた保存料です。
この2つはよくヒトの食品添加物(保存料)や医薬部外品原料(化粧品保存料)などにも使用されています。
「ソルビン酸カリウム」には発ガン性の恐れも
ソルビン酸カリウムは、細菌やカビの発生・増殖を抑える働きをしてくれますが、他の添加物との組み合わせにより発ガン性の懸念がある添加物です。
多くの食品に使用されてはいますが、我々人間よりも体の小さいワンちゃんには極力避けたほうが良い添加物だと感じます。
死亡報告もある「デヒドロ酢酸ナトリウム」
犬に「デヒドロ酢酸400mg/kgに相当するナトリウム塩」を一回経口投与しただけで、数時間後に失調、嘔吐などの症状がみられ、72時間後には死亡したという報告もあるようです。
ドッグフードに使用されているくらいの量ですので、さほど心配はする必要はないと思いますが、「デヒドロ酢酸ナトリウム」を使用していないドッグフードもたくさん売られていますよね。
そう考えると、極力余計な添加物は使用していないドッグフードを選んであげたいなぁと感じます。
着色料の添加
コンボドッグフード(旧ビタワンコンボ)には着色料の添加がされています。
しかし、犬は視覚で食欲がそそられるということがほとんどないため、全く必要の無い添加物となってしまいます。
これらの添加物は、食事の彩りを重視する飼い主の購買意欲を促進させるためのものなので、犬のためを考えているわけではありません。
着色料の中には、体に害や負担を与えるものもあるため、できるだけ添加されていないものを選びましょう。
コンボシリーズのラインナップを紹介
コンボ|ドライ
コンボは、8種類の野菜ブレンド粒とお肉の味わいのドライフードです。
ビーフやささみ、チーズ、小魚などのトッピングが入っています。
- 超小粒
- ゴロッとビーフ入り
- まろやかチーズ入り
- Wお肉入り
- やわらかキャベツ入り
- 11際以上
- 低脂肪
- 低脂肪11歳以上
成犬用
成犬用には、ビーフ粒・ささみ粒が入っているものの種類があります。
またトッピングとして野菜、キャベツ、チーズと選べるようになっており、さまざまな味が楽しめるようになっています。
味のバリエーションがあると、犬も飽きずに楽しめるので良いですね。
低脂肪シリーズ
体重管理が必要な子用に、脂肪分を通常より約3%低くした低脂肪タイプもあります。
原材料を調査したところ、原材料に差はなく脂肪分のみ削減されているようなので、今までのものと比べて食いつきが悪くなってしまった…ということは少ないかもしれません。
超小粒・小型犬用
体が小さい子用に、粒の大きさが小さい超小型犬用も販売しています。
小さい子は粒が大きいと食べ疲れて残してしまいがちなので、体に合ったサイズは大事ですね。
シニア(7歳以上)のワンちゃん用
7歳以上・11歳以上で販売している高齢犬用は、粒がやわらかく、タンパク質は5%、脂質は2.5%~3%ほど削減されたフード。
また、コエンザイムQ10やグルコサミン・コンドロイチンなども配合されており、高齢犬の健康を考えられた専用フードとしてつくられています。
コンボ|やわらかソフト
コンボ|やわらかソフトは、しっとり食感の半生タイプのドッグフードです。
- 角切りビーフ・ささみ入り
- 角切りビーフ・チーズ入り
- 角切りビーフ・さつまいも入り
- 低脂肪
- 11歳以上
- 15歳以上
240gの小分けパックになっているので、常に新鮮なフードを与えることができます。
ソフトタイプは嗜好性が高いので、食べムラのあるわんちゃんにもおすすめです。
コンボ|もっちりふっくら
コンボ|もっちりふっくらは、国産の鶏生肉をたっぷり練り込んだ生地をもちもちふわふわ食感に仕上げたソフトタイプのフードです。
- 国産チキン・しっとりビーフ添え
- うまみビーフ・もっちりチーズ添え
- 低脂肪
- 11歳以上
食べやすい小粒サイズなので、口の小さな小型犬やシニア犬にもおすすめですよ。
コンボピュア|ドライ
コンボピュア|ドライは、コンボ唯一の着色料・香料・保存料無添加のドッグフードです。
フリーズドライの国産鶏肉・チーズがトッピングしてあり、犬の嗜好性も高いでしょう。
- 国産鶏肉・小魚・野菜ブレンド
- 国産小魚・チーズ・野菜ブレンド
- 厳選チーズ・鶏肉・野菜ブレンド
- 低脂肪|国産鶏肉・小魚・野菜ブレンド
- フィッシュ&ライス|国産小魚・チーズ・野菜ブレンド
- 11際以上|厳選チーズ・鶏肉・野菜ブレンド
研究・開発・製造全てを国内で行なっており、安心安全ですよ。
人工添加物が気になる飼い主さんにおすすめのシリーズです。
コンボ3つの特徴
コンボ(旧ビタワンコンボ)の3つの特徴を解説していきましょう。
1、国内産ドッグフード
日本ペットフードが製造販売
コンボドッグフード(旧ビタワンコンボ)の製造販売は国内で行われています。
ビタワンで有名な日本ペットフード社が製造販売しており、静岡の工場で作られている日本産のドッグフードです。
原料が「国産」なわけではないので注意を
「国産」と聞くと無条件に安心してしまいがちですが、ドッグフードの原産国が表すものは、最終的に加工した国です。
使用されている原料自体が国産とは限りませんのでそこは注意してくださいね。
ちなみに、コンボドッグフードの場合は、チキンと小魚は国産なようですが、その他の原料の産地については公式サイトからはわかりませんでした。
2、激安でもバリエーションはたくさん
比較的安価なドッグフードですが、ラインナップが豊富なのは嬉しいポイントです。
ドライタイプ・半生タイプ・無添加タイプの4種類から選べます。
また、720gと1.7kgの2つの大きさで販売しています。
3、粒の大きさの違いがもたらす健康効果
コンボドッグフード(旧ビタワンコンボ)の粒は、魚の形や円形、ドーナツ型などさまざまな形をしています。
粒の形がバラバラだと口の中でさまざまな角度で噛むことになり、消化を促進したり、歯垢がつきにくくなったりする効果があります。
- よく噛むことで唾液が分泌されて消化促進
- 唾液が出ることで口臭予防
- 歯垢がつきにくくなる
粒の大きさや形が異なることで、これらの健康効果が期待できます。
参照:コンボドッグ公式
当サイトに投稿された「コンボドッグフード」の口コミ・評判
必ずお腹を壊す
うちの子は15歳のマルチーズです。
歳のせいもあって偏食も進み、いつも食べさせているフードが切れた間に合せのために買ったのがもっちりふっくら11歳以上のやつでした。
偏食ですが食いつきも悪くなかったから安心したものの、その後すぐにお腹を壊して盛大に下痢…。
すぐに他のに切り替えたら、治りました。
側面には急に切り替えたら便が緩くなるかもみたいな事が書いてあるんですが、他のフードではそんな事なかったんで、体質に合わなかったのかも?と思ってます。
このフードが合ってるわんちゃんもいると思いますが、うちの子の体調で評価したら星1かな…。
涙やけが発生
知り合いに貰い(知り合いもその実態を知ってしまったのか)食べさせたのが運の尽きだった。おやつのトッピングをしないと食わないし涙やけが発生し食べてる間治らなかった。下痢も続いた。色々調べるうち、劣悪なフードで涙やけが発生する事がわかり、カナガンに変えたら、一週間ほどで涙やけは治癒した。なんのことはないトッピングは不要となった。くすんでいた毛艶も見違えるほどになった。
そもそもドッグフードに合成着色料を施していることが消費者を愚弄している。
具合が悪くなりました
11歳 プードル 10キロ
に与えたところ…
1回目→食べて
2回目→食べない、
そして下痢をし 体調崩しました
これは
ペディグリーチャム を与えた時とまったく同じ症状&状態です
それ以降は絶対に食べようとしません
当サイトで調査した「コンボドッグフード」の口コミ・評判
食べ飽きない
コレは飽きずに食べ続けてくれます。小魚を最初に食べちゃうところが「コイツわかってるな?!」と、かわいいです♪
食感や味に変化があるので、飽きないで食べてくれる犬が多いようです。
消化不良起こさない
今まで食べさせていたエサが近所で手に入らなくなり、間に合わせに買ったエサが合わず困っていました。
こちらの商品をAmazonさんで見つけ試しに食べさせたところ、よく食べるし消化不良もおこさずいい感じです。
粒をしっかり噛んで食べるのもあり、消化不良を起こさずに良いのでしょう。
嘔吐や下痢を起こしたなどのレビューも見受けられなかったので、お腹に合わないなどは少ないようです。
小魚が大きすぎる
我が家の11歳の老犬に食べさせてみたところ、食いつきはよかったのですが小魚が大きすぎて喉につかえてむせてしまいました。
老犬用のドッグフードを与えなかったこちらが悪いのですが、若い犬でも喉につかえそうなので、食べさせる前に小さくちぎってあげるなどしてあげた方がいいかもしれません。
コンボドッグフードには、小魚がトッピングとして入っています。
小魚の食べ方が苦手でつかえてしまう子もいるようです。
特にシニア犬は消化器官が弱ってくるので特に注意して与える必要がありますね。
まとめ
コンボはコスパがよく手に入れやすいドッグフードですが、原材料には不安な点が多く見られました。
- 穀物メインのドッグフード
- 低価格ながらバリエーション豊富!
- 添加物が気になる人はコンボピュア
- 下痢や嘔吐などの口コミはなく、食いつきは良い傾向にある
口コミでは好評価が多数あり、品質にこだわらない方や偏食気味のワンちゃんにとっては、手頃で与えやすいフードのようです。
しかし、今後アレルギーを誘発してしまう可能性や、粗悪な原料を与え続けることによるリスクもありますので、長期的に愛犬に与えることはおすすめできません。
今だけではなく今後も見据え、価格だけでなく質も考慮してドッグフードを選んであげて欲しいと思います。