こんにちわ!管理人の祥子(@dog_abc_jp)です。
ナチュラルハーベストは、千葉県にある㈱バンガードインターナショナルフーズが手がけたドッグフードです。
原産国はアメリカですが、実は日本の企業が日本の犬の体のことを考えて開発しています。
ネットを見ると、口コミや評判がなかなか良いようなので、実際にサンプルを取り寄せてみました!
サンプルを貰った、メンテナンススモール・ターキーとシュープリームの2種類の原材料を評価したいと思います。
我が家の愛犬の食いつきや、他の愛用者さんの口コミ、評判などもお伝えしていきますね。
ナチュラルハーベストの総合評価|Bランク
商品名 | ・メンテナンススモールベーシックフォーミュラ「ターキー」 ・プライムフォーミュラ「シュープリーム」 |
総合評価 |
Bランク A~Cの3段階で評価 当サイトの評価基準は【ドッグフード一覧ランキング】にて解説 |
評価項目 |
第一原材料:○ターキー/ワイルドボアー(イノシシ) その他原材料◎ポテト、えんどう豆他 酸化防止剤:◎ローズマリー抽出物 人工添加物:◎ なし 「メンテナンススモールベーシックフォーミュラ・ターキー」の原材料チェックに飛ぶ☟ |
原産国 | アメリカ |
第一原材料産地 | ターキー:米国 ワイルドボアー:オーストラリア、米国 |
内容量と価格 | 【ターキー】1袋=1.59kg ・3,740円/1袋 ・7,260円/2袋 ・14,080円/4袋 ・27,280円/8袋 【シュープリーム】1袋=1.59kg ・3,960円/1袋 ・7,700円/2袋 ・14,960円/4袋 ・29,040円/8袋 ※全て税込、公式サイト参考 |
対応年齢 | 成犬、シニア犬 |
販売元 | 株式会社バンガードインターナショナルフーズ |
公式サイト | 公式ページを確認する |
特徴 | プレミアムドッグフードグレインフリーダイエット向き老犬におすすめ成犬におすすめ |
ナチュラルハーベストの評価はBランクです。
高品質な肉類をたっぷり使用したグレインフリードッグフードであることは評価できます。
また、原材料の産地が全て公開されている点や、フードローテーションに対応できるラインナップも魅力です。
しかし、原材料がヒューマングレードかどうかはわからなかったので、Bランクとなりました。
ナチュラルハーベスト|メンテナンススモール・ターキーの原材料を評価
ターキー(米国)、ターキーミール(米国)、ポテト(米国)、タピオカスターチ(ベトナム、タイ)、えんどう豆(米国、カナダ)、ビートファイバー(カナダ、日本)、鶏脂肪(ビタミンE、クエン酸で酸化対策済)(日本、米国)、加水分解チキンエキス(米国)、亜麻仁(カナダ、米国)、ビール酵母(米国)、海塩(米国)、炭酸カルシウム(米国)、塩化コリン(米国)、ブルーベリー(米国)、クランベリー(米国)、月見草油(低温圧搾)(米国)、グルコサミン塩酸塩(米国、インド、ベトナム)、タウリン(日本)、コンドロイチン硫酸塩(米国)、ビタミンE(米国、フランス)、硫酸鉄(米国)、キレート亜鉛(米国、メキシコ)、ナイアシン(スイス)、キレートマンガン(米国)、キレート銅(米国)、硝酸チアミン(ドイツ)、パントテン酸カルシウム(スコットランド)、ビタミンA(スイス)、塩酸ピリドキシン(ドイツ)、セレン酸ナトリウム(米国)、リボフラビン(ドイツ)、ビタミンD3(スイス)、ビオチン(フランス)、ビタミンB12(フランス)、ヨウ化カルシウム(米国、カナダ)、葉酸(フランス)、プロバイオティクス(アシドフィルス菌、カゼイ菌、サーモフィルス菌、フェシウム菌)(米国)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物)(米国、アルゼンチン、日本)
生肉が主原料
ヘルシーなターキーを使用
ナチュラルハーベストのメンテナンススモール・ターキーは、第一主原料にアメリカ産のターキー(七面鳥)の生肉を使用しています。
本来肉食である犬にとって、第一主原料が肉というのは消化吸収しやすく、好ましいです。
ターキーは高タンパク、低カロリーで栄養が豊富なので、ダイエットしたいワンちゃんにも最適ですね。
ちなみに、以前まではターキー生肉と表記されていましたが、「生の肉を加熱せずに使用しているように見える」と言う意見があったため、生肉という記載をなくしたようです。
消費者の意見をきちんと取り入れてくれる、企業の姿勢には好感が持てますね!
ミール表記について
ターキーの次に多い原材料はターキーミールです。
ミール表記に関しては、人間が食べることのできない部位(副産物)が含まれているのでは?と少し不安な部分がありますよね。
それに関して、公式サイトではこのように記載されていました。
ラムの「生肉」を使用する場合は『ラム』、精肉だけで作られていても乾燥した肉粉の場合は『ラムミール』。
『ラムミール』と表記することで、精肉以外の部位が混ぜられているのではないかと誤解される場合もありますが正確な表記こそが信頼につながると信じています。
つまり、乾燥したターキーの肉粉ということですね。
副産物などの使用はなさそうです!
チキンアレルギーに配慮?
鶏脂肪の使用あり
メンテナンススモール・ターキーは、チキンが犬のアレルギーの原因になりやすいことから、主原料をターキーにしているとのこと。
しかし、鶏脂肪が使用されていますね。
稀に、鶏脂肪でもアレルギーを起こすワンちゃんがいます。
鶏肉にアレルギーのある子は注意した方が良いかもしれません。
鶏タンパク質は除去されているのか不明
鶏脂肪を使用していても「鶏タンパク質を除去してあるため、鶏アレルギーの犬でも食べることができます。」という記載のある、ドッグフードも存在しています。
ナチュラルハーベストの公式サイトをくまなく探してみましたが、「鶏タンパク質を除去してある」との記載を見つけることは出来ませんでした。
ただ書かれていないだけならば良いのですが、鶏タンパクを除去していない可能性もあります。
いずれにせよ、気になる方は避けておいたほうが無難でしょう。
加水分解チキンエキスもアレルギーの可能性あり
また、加水分解チキンエキスは、タンパク質を分解しているためアレルゲン性は低いですが、アレルギーを起こす可能性はゼロではありません。
参考:鶏肉のアレルギーがあると言われていますが・・・【アゼットジャパン株式会社】
グレインフリー
メンテナンススモール・ターキーは、穀類の消化が苦手だと言われる犬のために、穀物不使用(グレインフリー)となっています。
穀類にアレルギーをお持ちのワンちゃんにも安心して与えられるのでこの点は良いですね。
⇒ 穀物不使用!グレインフリーのドッグフードはどんな効果があるの?
添加物不使用
ナチュラルハーベストは、着色料や香料・合成の酸化防止剤が不使用なので、安心して与えることが出来ます。
公式サイトに
また同じ原材料でも季節によって品種が異なることもあります。更に同じ製造ロットでも原料調達の都合により色や香りが変わる場合もあります。
と書かれていますが、これは安心材料になると思います。
当サイトでも評価の高いカナガンも、粒の大きさや色、ニオイに違いがあります。
余計なものを使用して成型していない証拠ですね(*^^*)
⇒ 人気のカナガンドッグフードの口コミ・評判と通販での購入評価
中国産原料不使用
ナチュラルハーベストは、中国産の原材料を使用しないというこだわりがあります。
そして、すべての原材料の産地を開示しています。
そこで中国産の原材料を使用しない事としました。
中国産の原材料を使わないと宣言する以上、代わりの原産国を公表することが必要と考えて全ての原材料の原産国を開示しています。
以前は、「最適な供給元が見つからないから」と言う理由で、原料の一部に中国産を使用していた時期もあったようですが、現在では中国産の原材料は一切使用していません。
原材料の安全性が気になる飼い主さんにはおすすめできます。
参考:ナチュラルハーベストの原材料が全てチャイナ・フリー(中国産原材料不使用)へ【UGペットブログ】
ヒューマングレードではない?
原材料の品質に関しては、
人間への使用が禁止された原材料は使用しません。
良質の原材料を厳選しています。
と、公式サイトに記載がありました。
これは、人間が食べられるレベルという受け取り方をするべきか、人に使用ができない危険な原料を使用していないと捉えるべきか悩みます。
良質の原材料とは書かれていますが、ヒューマングレードかどうかはわかりませんでした。
⇒ ドッグフードの危険な原材料とは【安全フードの見分け方4つ】
パッケージについて
ナチュラルハーベストのパッケージは、新鮮な状態を保つために、真空パックや脱酸素剤を取り入れています。
その点に関してはとても良いと思います。
しかし、やや残念だったのがサンプルの届き方です。
カタログと透明な袋に入れられたサンプルが、透明な袋に入っており、ドッグフードが日光浴びまくりの状態でポストに入っていました…。
以前私がレビューしたナチュロルというドッグフードが、サンプルにも遮光性のあるパッケージを使用していたため、つい比較してしまいがっかり。
もう少しサンプルの扱いにもこだわって欲しかったな、と感じました。
まあ、この点に関しては、ナチュラルハーベストが普通で、ナチュロルが特別なのかもしれません。
⇒ ナチュロルドッグフードの口コミ・評判【愛犬お試しレビュー】
ナチュラルハーベスト|シュープリームの原材料を評価
続いて、もう一つのサンプル、シュープリームの原材料を見ていきましょう!
ワイルドボアー(オーストラリア、米国)、ターキー(米国)、ポテト(米国)、ターキーレバー(米国)、ターキーハート(米国)、えんどう豆(米国、カナダ)、ターキーミール(米国)、チキンミール(米国、ブラジル、アルゼンチン)、えんどう豆繊維(カナダ)、鶏脂肪(ビタミンEで酸化対策済)(米国)、ポテトプロテイン(米国、カナダ)、メンハーデンミール(米国)、トルラ酵母(米国)、ビール酵母(米国)、加水分解チキンエキス(米国)、タラ肝油(ノルウェー)、亜鉛酵母(米国)、海塩(米国)、イヌリン(ベルギー)、月見草油(低温圧搾)(米国)、クランベリー(米国)、ブルーベリー(米国)、昆布(カナダ)、プロバイオティクス(アシドフィルス菌、カゼイ菌、フェシウム菌)(米国)、キレート銅(米国)、グルコサミン塩酸塩(米国、インド、ベトナム)、コンドロイチン硫酸塩(米国)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物)(米国、アルゼンチン、日本)、タウリン(日本)、ビタミンE(米国、フランス)、L−カルニチン(チェコ)、CoQ10(米国)、ユッカ抽出物(米国、メキシコ)、ビタミンC(フランス)、グレープシード抽出物(米国)
複数のタンパク源
シュープリームは、ドッグフードではめずらしいワイルドボアー(イノシシ)を筆頭に、ターキーやチキン、メンハーデン(ニシン科の魚)など複数のタンパク源を使用したドッグフードです。
動物性のお肉を多く取り入れることで、犬の嗜好性が上がることが期待できますし、色々なお肉から栄養素を摂取できるので健康に良さそうです。
複数のタンパク源を使用したドッグフードは、特定の原料にアレルギーを持った犬には使用しづらいですが、アレルギーがない犬には魅力的です。
特定のタンパク源を食べ続けるとアレルギーを発症しやすいとも言われているからです。
シュープリームは今現在アレルギーを持っていないワンちゃんには向いているでしょう。
⇒ 犬の食物アレルギーと対策、おすすめドッグフードランキングを紹介!
素材からなるべく栄養を
シュープリームの、食材が持つ自然の栄養素だけでAAFCO※栄養基準適合を目指したという点はとても魅力的です。
色々な栄養添加物を加えて、無理やり基準に合わせたドッグフードがある中で、食材だけで栄養バランスが整っているので安心して与えられるでしょう。
ブルーベリーやクランベリーなど抗酸化力の高い原料やグルコサミン、コンドロイチンが含まれているのでシニア犬にも良さそうです。
※AAFCO・・・ペットフードの栄養基準、ラベル表示などに関するガイドラインを設定している米国飼料検査官協会の略称。
グレインフリー
シュープリームもグレインフリーなので、穀類アレルギーをお持ちのワンちゃんにも安心して与えられますね。
ナチュラルハーベストのラインナップと価格について
ナチュラルハーベストのマイナス点として、ラインナップが分かりづらいという点があげられます。
なじみのないネーミングで、どれを選んだら良いのかわからない方も多いのではないでしょうか?
ドライフードのラインナップを一覧にまとめたので参考にどうぞ。
シリーズ | 商品名 | 対象年齢 | 特徴 | 価格 |
---|---|---|---|---|
ドライフード | マイリトルダーリン | 幼犬・小型犬 | ・ワイルドボアー・ターキーが主原料 ・グレインフリー |
2,090円/566g |
メンテナンス(ラム) | 成犬・シニア犬 | ラムと白米が主原料(大粒) | 6,490円/3.1kg | |
メンテナンススモール(ラム) | 成犬・シニア犬 | ラムと白米が主原料(小粒) | 3,740円/1.59kg | |
メンテナンススモール(ターキー) | 成犬・シニア犬 | ・ターキーとポテトが主原料(小粒) ・グレインフリー |
3,740円/1.59kg | |
メンテナンススモール(フィッシュ) | 成犬・シニア犬 | ・穀物が第一主原料 ・タラとカレイを使用 |
3,740円/1.59kg | |
シュープリーム | 成犬・シニア犬 | ・ワイルドボアー、ターキーなど複数タンパク ・グレインフリー |
3,520円/1.59kg | |
シニアサポート | シニア犬・ハイシニア犬 | サーモンと白米が主原料 | 3,740円/1.47kg | |
食事療法食 | レジーム | 成犬・シニア犬 | ・ダイエット用 ・チキンミールが主原料(大粒) |
5,170円/2.27kg |
レジームスモール | 成犬・シニア犬 | ・ダイエット用 ・チキンミールが主原料(小粒) |
2,860円/1.1kg | |
フラックス【結石ケア】 | 成犬・シニア犬 | ・結石ケア用 ・白米が主原料 |
3,740円/1.47kg | |
キドニア【腎臓ケア用】 | - | ・腎臓トラブル用(総合栄養食ではない) ・白米が主原料 |
3,740円/1.36kg |
フードローテーションに良い
メンテナンススモールのシリーズは主原料が選べるので、フードローテーションに取り入れやすいです。
ラム、ターキー、フィッシュのすべての味がセットになった、ローテーションセットも販売されているので、ローテーションを初めてみたい方には最適だと思います。
ただし、鶏脂肪やチキンエキスの使用があるので、チキンアレルギーのワンちゃんは注意してくださいね。
ドッグフード以外も充実
ナチュラルハーベストでは、ドライやウエットのドッグフード以外に、おやつ、トッピング、サプリメントも充実しています。
おやつの中にもユーグレナやクランベリーなど、健康に良い注目素材が使われているので、安心して与えられそうです。
実際に愛犬に与えてみた印象
愛犬に与えた様子をレビュー
サンプルを取り寄せて愛犬に食べさせたところ、ターキーもシュープリームも食いつきは悪くなかったです。
粒はどちらも1cm程度の大きさで、我が家の愛犬は食べやすそうでした。
うちの子はターキーの方が好きだったようで、同時に並べて与えたところ真っ先にターキーの方へ行きました↓↓
そして、シュープリームの方へ・・・↓↓
食べ終わった後には、ターキーの袋ばかり気にしていました。
やはりターキーが好きなのね(笑)↓↓
シュープリームのほうが多種類の動物性タンパク質を使用しているので、食いつきが良いのかなと思ったのですが、そうとも限らないようですね。
私の口コミ
私が口コミするなら簡潔にこんな感じです。
【ニオイ】 気にならないが良い香りではない
【ベタつき】 気にならない
【価格】今回はサンプルですが、実物はやや高めだと思う
続いてみんなの感想をご紹介します。
当サイトに投稿された「ナチュラルハーベスト」の口コミ・評判
まだ評価がありません。最初の口コミを投稿してみませんか?
当サイトで調査したナチュラルハーベストの口コミ・評判
食いつきよし
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食いつきが良いという意見が多いように感じました。
確かに、うちの子もなかなかの食いつきを見せていたので納得ですね。
また、口コミを見ていると、フードローテーションに使用しやすいようで、「ローテーションの1つに加えている」という方が多かったように感じます。
小さいサイズあり
ナチュラルハーベストの療養食
『レジーム』が痩せやすいよ。
うちでは取り扱って無いから、おっかさんの分は、定価です😅
スモールの方が小型犬用です😅
このパッケージが今のです😅
店舗によって、旧パッケージのままに
してる所が多いからね。
有料サンプルもあるから、そっちからでもよいと思うよ pic.twitter.com/itygnvqJ6a— eye(新人作詞家) (@eye_song_writer) June 9, 2020
ポータブルパックというのが、300円/袋前後の値段で売られています。
有料にはなりますが、好きなだけお試しできるのはありがたいですね。
食いつきを確認できるので、上手く活用しても良いかもしれません。
ちなみに、公式サイトでカタログを取り寄せると、無料でサンプルも貰えますよ。
保存容器への詰替えが必要
優しい香りのフードです。
よく噛むように大粒にしましたが、うちの子にはあまり効果がないのか丸飲みです。
次は小粒にします。
真空パックのため長期保存がきくので非常時用にはとても重宝しますが、通常使いにはとても不便です。ジッパーでも付いていればいいのですが。引用元:口コミ・レビュー【PEPPY】
ジッパーがついていなくて不便との声が目立ちました。
袋も固く閉じにくいとのことなので、保存容器に移し替えると良いでしょう。
まとめ
ナチュラルハーベストは、安全性にこだわった質の良いドッグフードだと感じました!
- 国内の会社が日本の犬向けに開発したドッグフード
- グレインフリーなどアレルギーに配慮されている
- めずらしいタンパク源が多くフードローテンション向き
- ラインナップが豊富
- お試しサイズの購入ができる
- パッケージのままでは保存しにくい
実際に愛犬にサンプルを与えてみて、食いつきも良かったです!
フードローテーションには取り入れやすいので、フードローテーションを行いたいと考えている方は試してみると良いですよね。