こんにちわ!管理人の祥子(@dog_abc_jp)です。
おさかなドッグフードを与えたいと思っている飼い主さんも多いと思います。
そんな中で食物アレルギーに苦しむワンちゃんのためにつくられた、イタリア産の「グリーンフィッシュ」。
主原料に「穀類」を使用しているため、当サイトではあまり「高評価」ではなかったのですが、2018年夏、レシピの見直しを図ったとのこと。
新しく生まれ変わったグリーンフィッシュドッグフードがどのように変化を遂げたのか、口コミや評判を交えてチェックしてみたいと思います!
購入を検討されている方、是非ご覧になってみてくださいね。
おさかなドッグフード グリーンフィッシュ(ドライ)の総合評価|Aランク
商品名 | GreenFish 全犬種用 |
総合評価 |
Aランク A~Cの3段階で評価 当サイトの評価基準は【ドッグフード一覧ランキング】にて解説 |
評価項目 |
第一原料:◎天然の魚38%以上 その他原料:△コーン(全粒) 酸化防止剤:◎ナチュラルハーブ 人工添加物:◎なし |
原産国 | イタリア |
第一原料産地 | 不明 |
内容量と価格 | ・3,993円/1.5kg(小粒) ※税込、公式サイトより |
対応年齢 | 全年齢 |
販売元 | マーペット社 |
公式サイト | 公式ページを確認する |
特徴 | 老犬におすすめアレルギーに配慮魚(フィッシュ)プレミアムドッグフード |
新しく生まれ変わったグリーンフィッシュ(ドライ)はAランクです。
2018年のリニューアルに伴い、主原料が「穀類」から「天然の魚」に変更になりました!
「魚そのもの」ではなく、「フィッシュミール※」の含有量が1番多い点ではやや残念ではありますが、良い方向にリニューアルされたと感じます。
原料の品質が良く、人でも食べれることが出来る素材を使用していますので、安心して愛犬に与えることが出来るおさかなドッグフードのひとつといえるでしょう。
しかし、コーンの使用がありますので、トウモロコシにアレルギーをお持ちのワンちゃんにはおすすめできません。
グリーンフィッシュをオススメできる犬・出来ない犬
グリーンフィッシュが、どのようなワンちゃんにオススメなのかをまとめてみました。
理由に関しては、原料や特徴を交えながら後ほど説明して行きますね。
オススメできない犬
- 魚アレルギーのワンちゃん
- トウモロコシにアレルギーがあるワンちゃん
- 値段の安さを重視する飼い主さん
- 便秘になりやすいワンちゃん
おすすめできる犬
- シニア犬
- ダイエットしたいワンちゃん
- 肉にアレルギーがあるワンちゃん
- 魚メインで人も食べられるドッグフードを探している飼い主さん
グリーンフィッシュの原材料を評価
天然の魚(サバ・イワシ・ニシン・ツナ・タラ)※季節により水揚げされる魚(主に地中海から大西洋)の種類や比率も変わります。コメ粉(20%), コーン(全粒),エンドウ豆,新鮮なコーンオイル,イースト菌, コーングルテン,乾燥ビートパルプ,ビタミン及びミネラル(ビタミンA 18500UI, ビタミンD3 1400UI, ビタミンE(天然トコフェロール)155mg, 銅20mg, 鉄40mg, マンガン80mg, 亜鉛90mg, ヨウ素1.5mg, セレン0.2mg),ナチュラルハーブ(アーティチョーク抽出物 2000mg, ローズマリー抽出物2000mg, ミルクシスル抽出物1000mg)(栄養添加物/kg)
※合成着色料、合成保存料は一切使用しておりません。
※天然原料の為製造時期により粒の色や大きさが異なる場合がございますが、品質に問題ありません。
※原材料は全て人間用の食材を使用しております。
※シリアルについては遺伝子組み換え不使用(イタリアの法律に基づき)し、ヨーロッパのガイドライン(FEDIAF)をクリアして製造されております。
気になる点
グリーンフィッシュの原料で気になる点は以下3点です。
- コーンの使用
- ビートパルプの使用
- 価格が高め
これらについて、詳しく解説していきます。
1.コーンの使用あり
グリーンフィッシュは原料に「コーン」が含まれています。
「コーン」は犬がアレルギーを起こしやすいと言われている原料の1つです。
しかし、グリーンフィッシュでは「コーンアレルギーは、肉アレルギーに比べると重度は低い」と考えているようです。
米粉や、コーンアレルギーをお持ちのワンちゃんは念のため避けておいたほうが良さそうですね。
Q9.マーペット社製品は、どんなアレルギーでも大丈夫ですか?
マーペット社製品は、ペットフードを原因とするアレルギーの改善で評価をいただいています。しかし、グリーンフィッシュは魚アレルギーのあるペットには適しません。またエクイリブリアの缶入りは単一の肉で構成しておりますので、体質に合わせて選んでお与えください。
また、米粉やコーンにアレルギーのあるペットにはドライタイプはお勧めできません。
ただし、米粉やコーンなど穀物アレルギーは、他の食物との食べ合わせで起こることが多いと考えられています。医療検査によって発見はされますが、肉アレルギーに比べるとその重度は低いものです。食品アレルギーを100とした場合、その90%が工業肉あるいはその加工物であり、10%が穀物アレルギーとされています。
アレルギーのある場合は、原材料をご確認の上、ご利用ください。参照元:FAQ【グリーンフィッシュ公式サイト】
公式サイトにしっかり記載されているため、好感は持てます。
ですが、個人的にはせっかく、アレルギーに配慮してつくられたドッグフードなので、とことんアレルギーに配慮して欲しかったですね。
2.ビートパルプの使用
ビートパルプは、サトウダイコンから砂糖を製造する過程で製造される副産物です。
体に悪いものではないのですが、カサ増しの目的で使用される場合もあるほか、うんちを固めて形を良くする作用があります。
そのため、便秘になりやすく、愛犬の体調の変化を表す「軟便」が、把握しづらくなってしまいます。
食物繊維が豊富なため、腸を綺麗にしてくれるメリットもありますが、便秘になりやすいなどのデメリットもあるため、特にビートパルプから積極的にとる必要のない原料です。
3.価格が高め
グリーンフィッシュは「3,993円/1.5kg」と、高めの価格設定となっています。
魚が使われているので、多少割高なのは仕方がないのかもしれませんが、ヒューマングレードの肉類を使ったハイランクドッグフードと比較すると、継続しやすい価格であるともいえますね。
評価出来る点
高く評価できる6つの点を解説していきます。
- 新鮮な魚が第一主原料
- 肉や小麦を一切使用していないのでアレルギーを見極める参考になる
- 中国産原料不使用で、原料の質が良い
- 危険な添加物の使用がない
- 合成添加物の使用がない
- 各国政府からの証明書がある
1.新鮮な魚が第一主原料
地中海や大西洋などからそれぞれの時期に水揚げされる天然の魚(サバ・イワシ・ニシン・ツナ・タラ)を第一主原料に使用しているところは高く評価できます。
リニューアル前までは、フィッシュミールがメイン原材料だったのですが、魚がメイン原料になったことで安心感がアップしました。
フィッシュミールには、骨や頭部、エラ、ヒレなどの不要部位(アラ)や、市場で値段が付かない「雑魚」などが使用されています。
中には、魚の種類が分からないまま含まれる事もあります。栄養が無い訳ではありませんが、どのような魚のどの部位が使われているか不明なため、少し気になる点ではありますね。
他のドッグフードも視野にいれているのであれば「第1主原料がミールではなく、新鮮な肉」のフードを選んだほうがいいかもしれません。
2.原料に肉類を使用していない
グリーンフィッシュは、原料に肉類を一切使用していません。
「魚を使用」と書かれていても、実際には肉類も含まれている悪質なドッグフードもある中、これは評価できる点だと考えます。
理由は、アレルギーの特定に一役買ってくれるからです。
グリーンフィッシュを与えることで、アレルギー症状が緩和したならば、肉アレルギーだった可能性があります。
ワンちゃんの体質はそれぞれで、アレルギー反応を起こす食材も様々なので「アレルギーを特定する」までとはいかないものの、判断の基準に一役買うことは間違いないでしょう。
⇒ 魚系ドッグフードの効果と選び方【おすすめフード5つを比較】
3.ヒューマングレード
公式ホームページに「飼い主にも是非一粒食べてみて欲しい」という記載があります。
これは、本当に製品に自信がないと書けない事だと思います。
使用している魚もすべて天然で養殖魚の使用はなく、人間用の食材を使用しています。
粗悪なドッグフードだと、使用されている魚は、人間が食べられないような状態の物を使われている事もあるので、これはかなり高く評価できる点ですね。
魚ベースで、ヒューマングレードのフードを探している方は選択肢に入れてもいいかもしれないですね。
4.中国産不使用
グリーンフィッシュは、中国産の原料は一切使用していません。
グリーンフィッシュには、きちんと「中国産不使用」と書かれていたので、「中国産の食材は避けたい!」という飼い主さんでも、安心して愛犬に与えることが出来ますね。
ちなみに、原産国名というのは、最終加工をした国の事を指しています。
原産国がヨーロッパでも、原料自体は中国のものを使用しているようなドッグフードもあります。
5.合成添加物の使用がない
このフードでは合成添加物は一切使用していませんので安心です。
ペットフード安全法という法律により、有害な物質を使用した合成添加物の使用を禁止していますが、やはり入ってないに越したことはないですよね。
6.各国政府からの証明書で安心
- 人間用と同等の原材料を使用している
- 製造工程が衛生的である
- パッケージ素材に添加物等の問題がない
- 輸送体制が管理されている
という点で各国政府から証明書が発行されており、安全性に信頼が置けますよ。
主原料が魚のおさかなドッグフードのメリットとは?
主原料に魚が使われているドッグフードには、メリットも沢山あるのですが、デメリットもいくつかあります。
では、主原料が魚のドッグフードには、どのようなメリット、デメリットがあるのかを、詳しく解説していきます。
デメリット
魚にも、以下のようなデメリットがあります。
- 魚アレルギーのワンちゃんもいる
- 肉よりはエネルギーが少なめ
- 食いつきが心配
- 種類が少ない
魚にもアレルギーがある
魚はアレルギーを起こしにくいとは言われていますが、アレルギーを起こす可能性はゼロではありません。
ワンちゃんによっては、魚アレルギーがある場合があります。
魚は新鮮なうちに処理をしなければ、アレルギーを引き起こしてしまう物質が増加すると言われています。
グリーンフィッシュでは、人間用の食材を使用していると記載があるので安心ですが、初めて魚が原料のフードを与える場合は、くれぐれも様子を見ながら与えてくださいね。
エネルギーは肉が上
魚は肉に比べて栄養面で大きな差はありません。
しかし、エネルギー補給の面に関しては残念ながら肉の方が優れています。
若くて健康なワンちゃんはたくさん運動をしたり、ドッグランで駆け回ったりと、運動量が多く、たくさんのスタミナが必要なのです。
エネルギーがたくさん必要な、若い健康なワンちゃんには、魚より肉を使用したドッグフードが向いているでしょう。
食いつきがイマイチの可能性あり
犬は本来肉食の為、肉を使用していないドッグフードはワンちゃんの食いつきが悪い可能性があります。
実際に私も、魚が主原料で「肉類を一切使用していないドッグフード(グリーンフィッシュではないのですが)」をたまに食べさせています。
初めて与えた時、においをクンクン嗅いで、あまり乗り気ではない感じで食べていました。
今まで、肉メインのドッグフードしか与えてこなかったため、その食いつきが少し気になりました。
現在では問題なくパクついていますが、やはり肉メインのフードの方が好きみたいです。
犬は本来肉食なので、魚よりは肉の方が食いつきがよいのかもしれないですね。
種類が少ない
魚が主原料のドッグフードは、種類があまり豊富とは言えません。
圧倒的に肉メインのドッグフードが多く、特に「魚が主原料で肉を一切使用していないフード」は、選択肢が本当に限られてくるでしょう。
種類が少ない分、絞りやすい点では助かりますね!
メリット
次に魚のメリットです。
- DHAやEPAが豊富で老化防止にもなる
- たんぱく源と脂質が良質で、ビタミン、ミネラルが豊富
- 低カロリーで肥満になりにくい
- タウリン豊富で健康効果が期待できる
- お肉アレルギーのワンちゃんでも安心
上記のメリットを解説していきます。
DHA・EPAが豊富
魚肉には、必須脂肪酸のDHAやEPAが豊富に含まれています。
DHA・EPAは、
- エネルギー源となる
- 身体をつくる
- 血液をサラサラにし、動脈硬化や心筋梗塞などの予防
- 抗炎症作用で皮膚炎や関節炎の炎症反応を軽減
- 学習能力を高める
- 記憶力を高める
等の効果があり、シニア犬の認知症予防や、シニア犬に多い関節炎予防にも効果があると言われています。
どちらも体内で作り出すことができないため、ごはんやおやつなどの食べ物から摂取しなくてはいけません。
魚にはこのDHAやEPAが豊富に含まれているため、魚が主原料のフードはシニア犬に適していると言えるでしょう。
低カロリーで高たんぱく
たんぱく質は、量より質を重視するべきと言われているのですが、魚系ドッグフードは良質なたんぱく質を摂取する事ができます。
高たんぱく、低カロリーで、ビタミン、ミネラルも豊富な点は魚系のドッグフードならではのメリットですね!
牛肉などに比べてカロリーが少ないのでダイエットしたいワンちゃんにもおススメ出来ます。
注意していただきたい点が、獣医師の中には、腎臓病を患っている犬やシニア犬に、高たんぱくの食事を与えるべきではないと言う方もいます。気になる方は、一度獣医師へ相談する事をおすすめします。
タウリンが豊富
魚はタウリン豊富で、
- 目の疲労の回復
- 血管をきれいにする
- 動脈硬化の予防
- 心疾患の予防
- 胆石の予防
などの、高い健康効果が期待できます。特に大型犬は、タウリンを体内でうまく生成することができないため、食事からの摂取がとても重要となるのです。
タウリン不足は、心臓病を発症する原因の一つだとも言われているので、食事でしっかりと補えると安心できますね!
肉にアレルギーがあるワンちゃんに安心
動物性たんぱく質の中で、犬にとってアレルギーを起こしにくいと言われているのが
羊肉(ラム)・魚肉・馬肉・鹿肉です。
牛肉や鶏肉にアレルギー反応を起こすワンちゃんは意外に多いので、その様な悩みをもっている場合は、一度、魚肉のドッグフードを与えてみてもいいかもしれません。
もしかしたら、アレルギー症状が緩和されるかもしれませんよ。
参照元:犬に魚を与えても大丈夫?魚のメリットと注意点について【peco】
この様に魚が主原料のドッグフードにはなかなかたくさんのメリットがありました。
特にシニア犬に嬉しい効果がたくさんあるようですね!
当サイトに投稿された「グリーンフィッシュ」の口コミ・評判
まだ評価がありません。最初の口コミを投稿してみませんか?
当サイトで調査した「グリーンフィッシュ」の口コミ・評判
涙やけが改善
★★★★★ 大満足です!
元々は便の臭いが気になっていたのでこちらを購入したのですが、便の臭いが少なくなって、取りやすくなったのはもちろん、もう1つ気になっていた涙焼けまでなくなってきました!これは本当に嬉しい!!
拭いても拭いてもなかなか改善しなかった涙やけが、こんなにも短期間(約3週間位)で改善するなんて、最高です。これからもワンのご飯はこれでいきます。
引用元:Rakuten みんなのレビュー
口コミの中でも、多くみられたコメントが「涙やけの改善」でした!
しかも、1ヶ月も経たないうちに、改善したという事なので、涙やけに悩んでいる方は
一度グリーンフィッシュを試してみるのも良いですね!
毛並みがよくなった
★★★★★ 肥満度が安定してきました
グリーンフィッシュに変えてからとにかくおなかの調子がいいのか快腸、快便なので、処理もらくらくですし、においも気になりません。
毛並みがいいといわれるのもそうなんだろうなあーと思います。
引用元:Rakuten みんなのレビュー
グリーンフィッシュは、低カロリーでありながら、魚から沢山の栄養をもらう事ができるので、ダイエット中のワンちゃんに最適です。
魚には、オメガ3脂肪酸も豊富に含まれているので、毛並み改善効果は、オメガ3脂肪酸のおかげですね!
食いつきが良い
★★★★★ よく食べます
二匹のヨーキーですが、お気に入りで喜んで食べます。カリンカリンと、音を立てて食べるの、可愛いです。
このたびは、ちっさくて可愛いスイカのおもちゃをプレゼントしてくださり、ありがとうございました。
とってもお気に入りみたいで、投げてと言って、持ってきます。本当に感謝です。
食いつきが良いと、わたしたち飼い主も、安心します。 ワンちゃんにも好みがありますが、2匹のヨーキーは、お魚が大好きなようですね!
体重管理が楽になった
★★★★☆ 体重管理する為に、お魚が原料のものを
魚の餌はやはり、身体に良いのではないかな。人も動物も^_^
体重管理、らくになりました。
色々な口コミを見てみたところ、心配していた食いつきはなかなか良いようでした。
ウンチの調子がいい、毛並みが良くなった、太らなくなったなどの口コミもあり、実際に与えている方の評価はかなり高かったです。
悪い口コミが1つも見つけられませんでしたので、なかなか満足度が高いのかなという印象を受けました。
まとめ
グリーンフィッシュは、人も食べられるレベルの安心・安全なドッグフードでした。
- ヒューマングレードの原材料を使用
- 魚のみのレシピ
- 人工添加物不使用
- 穀物アレルギーの犬には向かない
魚肉フードは高タンパクでありながら低カロリーなので、愛犬の体重管理にも良いですね。
実際に与えている方の評価も高く、魚系のドッグフードを試したい方にはおすすめできるフードでした。