こんにちわ!管理人の祥子(@dog_abc_jp)です。
13年連続で、人気の犬種ランキング第1位のトイプードル。
トイプードルの愛くるしい姿には、本当に癒されますよね。
賢くて育てやすい犬種として有名ですが、一方で「餌を食べない」「餌を残す」「餌で涙やけ対策もしたい」など、トイプードルの食事選びに悩んでいる飼い主さんもいるようです。
そこで、このページでは、トイプードルの餌の選び方や、おすすめのドッグフードランキングをご紹介していきます。
「餌の量」や「食べない場合の対処法」も解説していきますね!
トイプードルの餌を選ぶポイント4つ
トイプードルには、「栄養バランスがとれている」餌であることはもちろん、「可愛い巻き毛の毛並みを維持」でき、なおかつ「涙やけにもなりにくい」ようなドッグフードを選びたいもの。
チェックしておきたいポイントは大きく4つです。
詳しく見ていきましょう!
1.動物性たんぱく質が主原料のものを
トイプードルの餌を選ぶときには、肉や魚などの「動物性たんぱく質」が第1主原料であることが好ましいです。
たんぱく質の必要性
犬が必要とするタンパク質の量は、人間のおよそ2倍と言われています。
たんぱく質が不足すると、子犬の場合は成長が不十分になりますし、成犬の場合では、筋力の低下や毛づやが悪くなったりします。
さらに、病気を防ぐ免疫抗体も減るので、病気にもなりやすくなります。
たんぱく質は、愛犬の健康のためにも、きれいな見た目を保つためにも、しっかりと摂らせてあげる必要があるのですね!
参考:新田ゼラチン株式会社|わんこと健康コラム「犬の食事に含まれる三大栄養素の割合」
体に負担が少ないのは動物性たんぱく質
ドッグフードの中にはトウモロコシなどの「植物性たんぱく質」が主原料のフードもあります。
しかし、
- 唾液に植物や炭水化物・でんぷんを消化するアミラーゼが含まれていない
- 草食動物に比べて腸の長さが短い
などの体の構造上の理由から、肉や魚などの「動物性たんぱく質」の方が、犬は消化・吸収しやすいです。
「動物性たんぱく質」が主原料のドッグフードこそ、犬にとって負担が少なく、効率の良い餌だと言えそうですね。
涙やけの改善・予防にも
「動物性たんぱく質」が主原料のドッグフードは、涙やけの改善にも効果的です。
トイプードルは、涙やけになりやすい犬種です。
涙やけの原因の1つは、消化分解しきれなかったたんぱく質が、涙をドロドロにしていること。
ドロドロの涙で、涙管がつまり、目から涙があふれてしまい、毛が焼けてしまうのです。
消化吸収しやすい「動物性たんぱく質」が主原料のフードなら、ドロドロ涙の予防・改善も期待できるでしょう。
ちなみに、毎日マメに目のまわりをコットンでぬぐってあげるだけでも涙やけの予防に効果的ですよ。
2.原料の品質・産地が明確なものを
原料の「品質」や「産地」が明確なドッグフードを選びましょう。
「〇〇ミール」「〇〇エキス」には注意!
ドッグフードの原料でよく見かける「ミール」や「エキス」は、人の食用にならないような廃棄する部位を集めて加工されたものの場合があります。
しかし、「○○ミール」「○○エキス」としか表示されていないため、原料ラベルからはどのような品質のものを使用しているかが全くわかりません。
ただし、副産物を使用していない、食用部分だけを使って作られたミールであることを記載しているメーカーもあります。
- ○○ミール、エキスなどを使用しているドッグフードは避ける
- ミールの詳細(副産物を使用していない、ヒューマングレードなど)が記載されているドッグフードを選ぶ
質の悪い原料が愛犬の口に入らないようにしてあげたいものですね。
「原産国」=「原料の産地」ではない
ドッグフードのパッケージに書かれた「原産国」は原料の産地ではありません。
最終的に加工した国が書かれているだけ。
例えば「原産国:日本」となっていても、実際に使用している原料は中国産の場合もあるのです。
きちんと原料の産地まで明確なドッグフードを選びたいものですね。
3.危険な添加物の使用がないものを
着色料・合成の酸化防止剤などの使用がないドッグフードを選びましょう。
色の識別が苦手な犬に「着色料」は必要ないですし、私達飼い主が定期的にフードを購入すれば、保存期間を延ばすための「合成酸化防止剤」は必要ありません。
現在、犬の死亡原因の第一位は「がん」ですが、添加物の影響が無縁だとは言い切れないようです。
また、不要な添加物は、涙やけや毛づやの悪化の原因にもなると言われています。
我々飼い主が、きちんと原料を確認して、トイプードルに不要なものは極力省いてあげましょう。
4.乳酸菌配合のドッグフードもおすすめ
トイプードルには、乳酸菌が配合されているドッグフードもおすすめです。
栄養は腸で吸収されるため、乳酸菌で腸内環境が整えば、毛並みもよくなりますし、涙やけへの効果も期待できます。
それ以外にも、免疫力のUP、アンチエイジング効果など、様々なメリットがありますよ。
最近では乳酸菌配合のドッグフードも充実していますので、是非愛犬の日々の食事に取り入れてみてはいかかでしょうか。
5.良質な脂肪酸を含むドッグフードを
オメガ3、オメガ6が効果的
トイプードルはくるんとした巻き毛も魅力ですよね。
せっかくのチャームポイントなので、毛ヅヤ、毛並みにもこだわってあげたいところ。
そのため、毛並みや毛づやによい成分が入った餌を与えてあげましょう。
「オメガ3」「オメガ6」などの良質な脂肪酸がバランスよく含まれたドッグフードがおすすめです。
市販のフードはオメガ3が不足している
ちなみに、市販されているフードはオメガ6が過剰で、オメガ3が不足している傾向があります。
オメガ3は魚(サーモンオイルなど)やアマ二、えごまに含まれていますので、ドッグフードを選ぶときにチェックしてみると良いでしょう。
トイプードルの餌の量は?
「トイプードルにはどれぐらいの餌の量を与えるのがよいの?」という悩みをお持ちの方も多いですね。
そこで、餌の量についても調べてみましたよ。
トイプードルは他の犬種に比べて太りやすいというわけではありません。
しかし、やはり油断するとすぐ太るので、きちんとした体重管理が必要になります。
基本は与えるフードのパッケージの量
基本的には与えるドッグフードのパッケージの給餌量に沿って与えましょう。
ドッグフードは、与える餌の種類によって、成分やカロリーが異なります。
また、同じトイプードルでも体型はまちまち。
そのため餌を「1日何g与えれば正解」というのはありません。
より詳細なグラム数を知りたいなら
とはいえ、ドッグフードのパッケージに書かれている給餌量は、「○g~○g」などと幅が広いため、不安な方もいるでしょう。
そんな方には、ドッグフードのカロリーや、愛犬の体重などを入力すると、自動で1日に与える餌の量を計算してくれる以下のサイトが便利です。
算出した餌の量を、トイプードルの場合は
- 子犬:1日2~4回
- 成犬:1日1~3回
- シニア犬:1日2~3回
に分けてあたえましょう。
餌の量が適正かを見分ける方法
トイプードルの餌の量が適正かどうか確認する方法は、大きく2つ。
1つはうんち、もうひとつは体型をチェックすることです。
1.うんちのチェック
翌日のうんちの状態で、餌の量が適切かを確認できますよ。
ちょうどよいうんちの固さは、ティッシュで取った時に、下に少し便の跡が残る程度。
うんちが軟らかすぎるなら餌の量が多く、ポロポロとしているようなら量が不足していると考えましょう。
2.体型のチェック
うんちの様子が良好なら、しばらくそのままの量を与えてみましょう。
1ヶ月程度与えてみて、太ったor痩せたで餌の量を微調節していきます。
犬の体型は触ってチェックするのが代表的です。
BCS(ボディ・コンディションスコア)という評価方法を参考に、愛犬の身体を触ってみて太っているか痩せているかを判断していきましょう。
愛犬の体をチェックしてみて、「痩せているor太っている」と感じた場合は少量ずつ餌の量を調節し、理想体型に近づけていくようにしてくださいね。
トイプードルのような小型犬は、数グラムの違いで大きく変わることもあるので、少量から調節することがポイントですよ。
その他、ライフステージごとの餌を与える回数や注意点はこちらの記事でご紹介しています。
トイプードルが餌を食べない場合はどうするの?
トイプードルが餌を食べない場合、色々な原因が考えられます。
下痢や嘔吐がある場合
下痢や嘔吐など、「食欲がない」以外の症状がみられる場合は、早めに獣医師に相談してみましょう。
素人判断は危険ですので、少しでも不安な症状が見られたら、動物病院にかかることをおすすめします。
元気があって餌を食べないだけの場合
まずは食べてくれることが先決
元気があって餌を食べないだけの場合は、1〜2日程度は様子を見て大丈夫。
ですが、あまりに続くと栄養不足になってしまうため、対処が必要です。
- ドッグフードをふやかす
- トッピングを加えてみる
- ドッグフードを代えてみる
などで、まずは確実に食べてくれる方法をみつけましょう。
参考までに、我が家の愛犬の食い付きの良かったトッピングに使えるフードをご紹介しておきますね。
確実に食べる方法が見つかったら
確実に食べてくれる方法が見つかったら、少しずつ何でも食べれるようしつけていきましょう。
トイプードルなどの小型犬は好き嫌いが多い傾向にありますが、療法食を食べなくてはならないときに困らないように、色々なフードを与えて食べれるようにしておくのは重要です。
フードローテーションを取り入れるなどしていざというときに備えましょう。
トイプードルにおすすめのドッグフードランキング
トイプードルにおすすめのドッグフードを5つピックアップしてみましたので、ランキング形式でご紹介していきます!
トイプードルは外耳炎、涙やけなど、皮膚や耳の炎症に気をつけたい犬種です。
これらの症状は、食物アレルギーが原因の場合もあるので、アレルギーに配慮されたドッグフード(グレインフリーや珍しいタンパク源)で、栄養バランスがよく、毛並みにも効果的な商品ばかりを選んでみました!
1位.モグワンドッグフード
価格 | ・3,920円/1.8kg(定期コース) ・4,356円/1.8kg(定価) |
---|---|
主原料 | チキン&サーモン |
穀物 | グレインフリー |
香料・着色料 | なし |
成犬を迎えたトイプードルにおすすめの餌第1位はモグワンドッグフードです。
グレインフリーなので穀物アレルギーにも配慮されており、さらにサーモンオイル配合で質の良い脂質も摂取することができます。
シンプルなレシピなのでトッピングを加えてもOK!
「餌を食べない」という悩みがあるトイプードルにも使いやすいドッグフードになっています。
パピーにはやや脂質が控えめなので、トイプードルの成犬以降におすすめですよ♪
2位.オリジン
価格 | ・1,738円/340g ・7,700円/2kg ・19,800円/6kg ・28,600円/11.4kg |
---|---|
主原料 | 新鮮鶏肉 |
穀物 | グレインフリー |
人工添加物 | なし |
※オリジン|オリジナルを参考にしています。
パピー、シニアなどライフステージ毎のラインナップがあるため、あらゆる年代のトイプードルにおすすめなのがオリジン。
原料の85%が肉、魚なので、栄養面でも、消化吸収面でもばっちり。
グレインフリーなので、穀類にアレルギーがあるワンちゃんでも大丈夫です!
オリジンは、口コミでも、食い付きに非常に定評があるドッグフード。
我が家の愛犬の食いつきもバッチリでしたよ。
もちろん危険な添加物の使用は一切ありません。
値段が高めなため、大型犬にはおすすめできませんが、トイプードルのような小型犬なら手が届く価格帯かもしれません。
お試しサイズも販売されているので、是非チェックしてみましょう。
市販でも購入可能なので、通販に抵抗がある方でも大丈夫ですよ♪
3位.このこのごはん
価格 | ・3,850円/1kg(通常価格) ・3,278円/1kg(定期購入) |
---|---|
主原料 | 鶏肉(ささみ・レバー) |
穀物 | あり(グルテンフリー) |
人工添加物 | なし |
「におい」「涙やけ」「毛並」などの小型犬の悩みに特化してつくられているのが、このこのごはん。
乳酸菌配合なので、涙やけにお悩みのトイプードルにピッタリです。
国産の原料を、人の食品と同レベルの品質管理を行っている工場で製造しているため、安全面もばっちり。
よい香りのドッグフードなので、飼い主もストレスなく与えることができますよ。
小型犬用のドッグフードなので、粒のサイズが小粒なのも嬉しいですね♪
4位.アランズナチュラルドッグフードラム
価格 | 4,237円/2kg(定期コース) 4,708円/2kg(通常価格) |
---|---|
主原料 | 生ラム肉(子羊) |
穀物 | グレインフリー |
香料・着色料 | なし |
フードローテーションのひとつにおすすめなのが、アランズナチュラルドッグフードラム。
原料の半分近くに希少なラム肉を使用しています。
ラム肉は高タンパク・低カロリーで栄養豊富な上、アレルギーになりにくいお肉です。
嗜好性も高いのでトイプードルには、おすすめできるドッグフードだと言えますね!
5位.馬肉自然づくり
価格 | ・2,640円/1kg(初回価格) ・3,300円/1kg(通常価格) |
---|---|
主原料 | 馬肉 |
穀物 | あり(グルテンフリー) |
人工添加物 | なし |
シニア期を迎えたトイプードルにおすすめなのが、馬肉自然づくり。
ドッグフードではちょっと珍しい「馬肉」ですが、高たんぱく質なのに低脂肪、低カロリーで、シニア犬にぴったりのお肉なんですよ。
すべての原料が、100%ヒューマングレードで産地が明確なのも嬉しいポイント。
我が家のシニア犬に与えて、実際に毛づやがよくなった気がするので、トイプードルの毛並み、毛づやUPにも効果を期待できそうです♪
トイプードルにおすすめのドッグフード一覧表
順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
商品名 | モグワン | オリジン | このこのごはん | アランズナチュラルドッグフード | 馬肉自然づくり |
商品画像 | |||||
主原料 | チキン&サーモン | 肉や魚 | 鶏肉(ささみ、レバー) | ラム | 馬肉 |
グレインフリー | 〇 | 〇 | × | ◯ | × |
香料・着色料 | なし | なし | なし | なし | なし |
品質 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
価格 | 3,920円/1.8kg(定期コース) | 7,700円/2kg | 3,278円/1kg(定期コース) | 4,237/2kg(定期コース) | 2,640円/1kg(初回価格) |
まとめ
トイプードルには、栄養バランスが良いだけでなく、きれいな巻き毛を維持でき、なおかつ涙やけにもなりにくいようなドッグフードを選びたいもの
- 動物性タンパク質がメイン原料
- 原材料の産地・品質が明確なものを選ぶ
- 乳酸菌でお腹の調子を整える
- 美しい巻き毛のために良質な脂が使われているもの
- 添加物不使用
質のよいドッグフードを選んで、愛犬に健康で長生きしてもらいましょうね。
また、好き嫌いが多い犬種ですので、定期的にフードの切り替えをして、何でも食べれるようにしつけてあげるとよいですよ♪