こんにちわ!管理人の祥子(@dog_abc_jp)です。
ワンちゃんのご飯のときのこんな行動、困っている飼い主さんは多いのではないでしょうか?
このページでは愛犬の食事の時の問題行動を直すための「ご飯のしつけ」について解説します。
飼い主が気をつけるべきポイントや、愛犬の行動に合わせた対策をお伝えしていきますので、今日から早速実践してみてくださいね。
ご飯のしつけ【飼い主の心得3つ】
お利口にご飯を食べてくれるようにしつけるには、まず飼い主さんが守るべきポイントが3つあります。
これは普段のしつけにも通じるので確実に覚えておきたいポイントです。
一つずつ見ていきましょう。
1.無視をする
悪いときには徹底的に無視
ご飯をねだって無駄吠えをし催促したり、興奮して走り回ったり、好ましくない悪い行動をするときには徹底的に無視しましょう!
犬は怒られると嬉しい。
かまって貰えてるから。
無視が一番辛い。
だから躾で止めて欲しい行動をした時無視をしましょうと教えられる。
無視はしないで犬との暮らしをしたいものです。 pic.twitter.com/HZOgshwe98— ご縁~犬との暮らしサポート~ (@goeninusuki) February 9, 2022
ついつい根負けしてしまいがちですが、ここで甘やかしてしまうと、犬は「何か催促すれば相手にしてもらえる!」「ご飯をもらえる!」と認識してしまいます。
ご飯はおとなしくなってから
準備の段階や時間に反応して興奮してしまう場合は、ワンコには一旦違う部屋やクレート・ケージなどに入っていてもらい、ご飯の準備が見えないよう工夫しましょう。
違う場所に移しても興奮が収まらない場合は、細かくちぎったおやつを床にばらまいて犬の気をそらすのも1つの手です。
吠えたりジャンプする音がしても、10分ほどは完全に無視してください!
ある程度時間が過ぎると落ち着いて大人しくなるので、それからご飯を与えましょう。
ご飯のしつけ以外でも有効
「無視」はご飯以外のしつけの場でも有効です。
甘やかすと、犬は「吠えれば要求を聞いてもらえる!」と感じて、無駄吠えが多くなります。
鳴いているのを無視するのは心が痛いですが、強い心で乗り切りましょう(笑)。
参考:asone dog-training「とにかく無視してみてください」
2.声をかけない
犬を興奮させない
「ご飯だよ〜」という声掛けや、「吠えちゃダメ!」という怒る声も更に興奮を助長させるだけです。
食事の際は、犬に気付かれないように用意をできるよう、工夫しましょう。
ごはんの時間を決めない
「ご飯の時間を一定にしない」ということも大切です。
例えば、お散歩後にすぐご飯をあげていると、行動パターンから犬が感づいて興奮してしまいます。
散歩後すぐあげる日、時間を空けてからあげる日など、様々な行動パターンになるよう意識しましょう。
3.ご飯は食べなければ取り上げる
具合が悪くて食欲がない他に、ただのわがままで「今は食べたくないや〜」といって食べない場合や餌を残す場合があります。
そのままフードをお皿に入れっぱなしにしていても、劣化してしまい余計に食べなくなるだけです。
一定時間しても食べなければ、食器をさげてしまいましょう。
「一回で全部食べないとご飯はなくなってしまうのか…」と理解して食べるようになってくれることが多いです。
あまりに食べない場合は、トッピングをしたりご飯を一部ふやかしてあげることもおすすめします。
また、食いつきの良いプレミアムフード等に変更するということも一つの案です!!
参考:ペットライン公式|犬ノート「子犬がドッグフードを食べないときの対処法(2)ドッグフードの与え方を工夫してみる」
ご飯のしつけ【犬の困った行動への対処法】
悪いことをした時には、原因を見極めてきちんと対応しなくてはなりません。
犬の問題行動の代表例を紹介します。
- 器から食べない・手からしか食べない
- 餌を運んで食べる
- 吠える・唸る・威嚇する
- 餌皿(餌入れ)をひっくり返す
問題行動が悪化しないように慎重に対応しましょう!
原因と対策を解説していきます。
1.器から食べない・手からしか食べない
ご飯をあげる時に、食器に入れても食べずに、手でくれるのを待ってるという子がいます。
食べてくれるのに時間がかかりますし、お留守番をお願いした時に自分で食べてくれないと困りますよね。
原因はただのワガママ
ズバリ、原因はただのワガママです!
あなたに甘えているのです。
自分で食べなくても、待っていたら手からもらえるので、わがままをしているんです。
食べるまで無視する
手からしか食べない子への対策は、お皿に載せて食べるまで完全に無視することです!
帰ってきたら犬がエサを食べない(´・ω・`)
ペットシッターさんにさんざん甘やかされて手からしか食べない仕様になったと思われ・・無論放置←酷
— 宮廷舞踏 社交界 次は2月以降です (@QuadrilleTuteur) June 5, 2015
断固として手から与えないこと。
これを続けてしまうと、いざホテルに預けたり病気になった際に自分でご飯を食べてくれなくなるので絶対に改善したい悪い癖です。
2.餌を運んで食べる
餌を与えると、お皿から運んで、違うところで食べるワンちゃんがいます。
多頭飼いの場合などによく見られる行動です。
犬の習性が関係
これには犬の習性が関係しています。
犬は元々は、オオカミのように、群れで生活する動物です。
集団で生活すると、食べ物を横取りされてしまうこともあるため、食べ物を運んで食べる習性があったようです。
仲間から離れ、安心して食べられる場所へと移しているのですね。
その習性の名残で、多頭飼いのワンちゃんには、餌を運んで食べる子が多いのです。
その他にも、飼い主との信頼関係がきちんとできておらず、「飼い主が餌をとるのではないか」という不安から餌を運ぶ場合や、「餌を食べる場所が気に入らない」という場合もあります。
多頭飼いの場合の対策
多頭飼いの場合は落ち着いたところで一匹づつ食べさせましょう。
ケージがあるのなら、ケージの中で食べさせるのも良いですね。
他の犬にとられる心配がないので、落ち着いてその場で食べることができるでしょう。
皿の場所を移してみる
餌の皿の場所を、いつもと違う場所に移動してみましょう。
落ち着いてごはんを食べられるような環境でなら、お皿の中で食べてくれる場合がありますよ。
少量ずつ与えてみる
以前に、エサやおやつを取り上げたりしたことがある場合、 「餌を飼い主にとられるかも!」と不安で運んでいる場合もあります。
信頼関係を見直す必要があるので、改善には時間と根気が必要ですが、まずは餌を、手から一粒ずつあげるようにしてみてください。
一粒ずつなら、運んで食べずに、その場で食べる可能性が高いです。
手から食べるのに慣れてきたら、餌皿に少しずつ入れて与えてみましょう。
少量ずつ与え、その場で食べれるようにしつけていけば、お皿の場所で食べてくれるようになるでしょう。
お皿で食べたら褒めることも忘れずに!
3.吠える・唸る・威嚇する
ご飯を食べている最中に近づいたり、お皿を手に持つと、唸ったり、怒って噛み付く子がいます。
近くを通るだけで怒る子もいるので、ワンコがご飯を食べている最中は飼い主さんはじっとしていないといけない…なんて事も。
恐怖を感じている
これは、「ご飯を取られてしまうかもしれない!」「ご飯を食べていて無防備な時に近づいてきて怖い!」という恐怖からの行動である場合がほとんどです。
安心させるのが先決
ワンコが怖がっている時は、まず安心させてあげる必要があります。
決して怒ってはいけません。
とにかく安心させるために、すぐそばで見守りましょう。
唸ることをやめたら、体に触らず言葉だけで穏やかに褒めてあげてください。
毎日根気よく続けてみましょう。
柴犬など警戒心が強い犬の場合
「子犬の頃から食事中に触ったり、食器に手を入れたりして慣れさせると良い」と言われていますが、柴犬やボーダーコリーのような警戒心の強いワンちゃんは、逆に警戒心を強くしてしまうこともあります。
その場合、近づくたびに美味しいものをお皿に追加してあげたりなどして「人が食事中に近づいたら、おいしい物をくれる」と覚えさせると良いでしょう。
あまりに唸ったり噛み付いたりがひどい場合は、専門家に相談するのも1つの手です。
唸ったからといって、激しく叱ったり、押さえつけたりすると、更に警戒心を強くするので逆効果です。
4.餌皿(餌入れ)をひっくり返す
餌が入ったお皿をひっくり返して、こぼれたものを食べるといった行動をする犬がいます。
周りにこぼしてしまうと掃除の手間がかかりますし、せっかく買ってあげた食器を使ってくれないのは残念ですよね。
好きなものを選別するため
原因は様々考えられますが、特に「以前ご飯に薬を混ぜたことがある」とか「何種類かの粒が入っているフードを与えている」といった子に多く見られる行動です。
これは、餌がお皿に入っていると、自分の好きなものを選別しづらいため、わざとこぼして食べているのです。
フードに工夫が必要
お皿をひっくり返してしまう子には
- 美味しいトッピングを加える
- ドッグフードをふやかしてあげてみる
- ドッグフードを見直してみる
などが有効です。
愛犬が、与えられたごはんを、美味しく食べれるように工夫してあげると、お皿をひっくり返さないで食べてくれるようになるでしょう。
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実は一番多いお悩み「食べない」への対処法
愛犬がご飯を食べない!というお悩みはとても多いです。/p>
特に、同じフードを与えていてもしばらくあげると飽きたのか食べなくなった…というワンコも。
対処法を紹介していきます。
①食べるまで無視
食べるまでひたすらそのフードのみしか与えずに無視しましょう!
②フードを温める
犬は匂いで食べ物を判断するため、フードを温めて香りを引き立てるのも有効です。
温め方はドライヤーでも、電子レンジでも、フライパンでも構いません。
お湯を少し注いであげても良いでしょう。
温めることで、香りが強くなりますので、愛犬の食欲を刺激してくれます。
あまり温めすぎると火傷をしてしまいますので、人肌程度に温めるのがポイントですよ。
③フードを変える・混ぜる
それでも頑固に食べない子は、一種類だけではなく2・3種類を混ぜてあげるのも効果的です。
特に、全体的に食いつきがよく、匂いが強いプレミアムフードはおすすめです!
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④トッピングを加える
最終手段として、トッピングやおやつを加えてあげても良いでしょう。
ふりかけやウエットフードやフリーズドライささみなどを混ぜてあげることで、食べるようになってくれる子もいます。
ただ上にかけるだけだと、トッピングだけ食べてしまう子もいるので、しっかりと混ぜて与えるようにしてください。
最終的にはドライフードだけでも食べれるようになるのが理想です。
少しずつでも構わないので、トッピングの量を減らしていって、いずれはドライフードのみで食べられるようにしつけてあげましょう。
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しつけにオススメのフード
当サイトで紹介しているAランクのフードはとてもおすすめです!!
どれも肉の含有量が多いので、匂いが強く食いつきが良いフードが多いです。
栄養価も高いので、少量で健康に十分な栄養を摂取できます。
量をあまり食べられない小型犬にもおすすめですよ!
是非チェックしてみてくださいね。
まとめ
犬の食事のしつけについて解説しました!
- おねだりをしても無視
- 声をかけない
- ご飯は食べなければ取り上げる
- 悪いことをしたら、原因を考えて慎重に対応
- 食べない悩みには、無視・温める・フードを変える・トッピング
ご飯の時の問題行動に困っている方は多いです。
しかし1日2・3回の出来事であるので放置している方が多いのも現実です。
ほんの少しのPOINTを守れば改善できる事も多いので、是非実践してみてください。
基本的な「お座り」や「待て」「来い」などの基本的なコマンド(しつけ)は様々な場面で役に立ちますので、是非トレーニングしておいて下さいね。
「しつけはしっかりできているのにご飯を食べない」とお悩みの方はこちらの記事をどうぞ。