こんにちわ!管理人の祥子(@dog_abc_jp)です。
おおらかな性格で、とってもお利口なゴールデンレトリバー。
大型犬の中でも根強い人気を誇る犬種ですよね。
- ゴールデンレトリバーの特徴
- フード選びのポイント
- 食事の与え方
- おすすめドッグフード
このページでは、ゴールデンレトリバーの餌選びのコツやおすすめの市販されているドッグフード、かかる餌代の目安などを紹介していきます。
愛犬のご飯を選ぶ参考にしてくださいね♪
ゴールデンレトリバーの餌を選ぶポイント5つ
ゴールデンレトリバーの餌を選ぶ時に意識したいポイントは大きく5つあります。
- 皮膚・被毛に良い成分が含まれているか
- 肥満に注意された餌であるか
- 関節に配慮された成分が含まれているか
- 心臓の働きをサポートする成分が含まれているか
- 安全な餌であるか
さあ、詳しく見ていきましょう!
1.皮膚、被毛に良い餌を
ゴールデンレトリバーの特徴でもある「金色に輝く美しい毛並み」を、しっかりと保つことができる餌を選んであげましょう。
ゴールデンレトリバーは、体の表面積が大きいこともあり、毛がパサついていたり、毛づやがないと、とても目立ってしまいます。
たんぱく質を豊富に使用しているかをチェック
犬の毛並みをきれいに保つ上で絶対に欠かせないのが「たんぱく質」です。
犬の被毛は「ケラチン」と呼ばれるたんぱく質から作られており、不足すると、体毛のツヤの衰えや、パサつきを招いてしまいます。
ですので、普段の食事では「たんぱく質」をしっかりと摂らせることを意識しましょう。
ドッグフードのパッケージに記載されているたんぱく質の成分値が、20~30%以上のものが好ましいですね!
主原料が「動物性たんぱく質」であるかをチェック
たんぱく質の成分値が20%以上あるからといって、安心してはいけません。
必ず、主原料が「動物性のたんぱく質」であるかもチェックしておきましょう。
植物性たんぱく質は脂肪燃焼にいいといわれていますが、ゴールデンレトリバーには成長に必要な動物性たんぱく質を優先しましょう。
体の構造に適している
犬は本来肉食で、穀類などの「植物性たんぱく質」よりも、肉や魚などの「動物性たんぱく質」を消化、吸収しやすい体のつくりになっています。
体の構造に合う食材から栄養を吸収することで、効率よく栄養を摂り入れることができますし、愛犬の体の負担も減らすことができますよ。
アレルギーの予防にもなる
また、穀類は、犬がアレルギーを起こしやすい原料でもあります。
アレルギーは、発疹や脱毛などの症状を引き起こすことがありますので、穀類の配合量が多いフードは避けておいたほうが無難です。
穀類の中でも、小麦やとうもろこしは特にアレルギーになりやすいとされていますので注意してくださいね!
穀類を全く使用していない、「グレインフリー」のドッグフードを取り入れるという方法も1つでしょう。
⇒ 穀物不使用!グレインフリードッグフードはどんな効果があるの?おすすめのフードも紹介
脂肪酸もチェックしよう
良質な脂肪酸も、毛並みや皮膚の健康に欠かせません。
中でも、毛並みには「オメガ3脂肪酸」と「オメガ6脂肪酸」をバランス良くとると良いとされています。
オメガ3・・・亜麻仁油、えごま油、サバやサーモンなどのお魚系
オメガ6・・・グレープシードオイル、ヒマワリ油など
に多く含まれていますので、ドッグフードを選ぶ際には原料名をチェックしてみると良いかもしれません。
市販のドッグフードは「オメガ3」が不足している傾向にあるため、特にオメガ3に着目すると良いでしょう。
2.肥満に注意した餌を
ゴールデンレトリバーは太りやすい犬種です。
太ってしまうと、老後の介護もより大変になりますので、日頃から低炭水化物の餌にするなど、肥満には配慮しておきましょう。
炭水化物の割合には注意
人間と同じで、犬も炭水化物の摂取量が多いと肥満になりやすいです。
ドッグフードの原料名は、通常、含有量の多い順に記載されていますので、原料名の上位に「小麦」や「米」などの炭水化物の名前が連なっているものは避けておきましょう。
よりこだわるなら低GI食材もおすすめ
よりこだわるなら、原料に「低GI食材」が使われているかをチェックしてみましょう。
「低GI食材」とは、血糖値の上昇を緩やかにしてくれる食品のこと。
血糖値の上昇を緩やかにすることで、脂肪の形成、貯蔵の促進をする「インシュリン」の大量分泌を抑えることができるため、肥満予防に効果的ですよ。
「米」の代わりに「玄米」、「じゃがいも」のかわりに「カボチャ」や「さつまいも」を使っているドッグフードを探すと良いかもしれませんね。
参考:GREEN DOG公式「パートナーをこれ以上太らせたくないなら、「低GI食品」を使ったフードがおすすめです。」
運動もしっかりと
ご飯の管理だけでなく、肥満予防のために、運動もしっかりとさせてあげましょう。
ゴールデンレトリバーの散歩時間の目安は、朝夕各40~60分です。
少々大変と感じるかもしれませんが、愛犬がストレスをためないようにしてあげるのも飼い主のつとめ。
「自分も運動ができてラッキー♪」というくらいの気持ちで頑張りましょう!
3.関節への配慮も忘れずに
ゴールデンレトリバーなどの大型犬は、関節炎にもなりやすいと言われています。
関節炎は、関節の軟骨が摩耗・変形することで、痛みを伴います。
普段から「グルコサミン」や「コンドロイチン」など、軟骨の健康維持に役立つ成分を摂らせてあげると良いでしょう。
関節炎は、加齢や肥満が主な原因とも言われていますので、シニア犬や肥満気味のワンちゃんにはしっかりと与えてあげたい成分ですよ。
4.心臓の働きを助ける栄養分を
ゴールデンレトリバーに比較的多く見られる心臓疾患のひとつに「拡張型心筋症」があります。
拡張型心筋症を防ぐことは難しいのですが、一部の栄養素の不足と関連があるとも考えられているようです。
そのため、心臓の働きを助ける栄養素を普段から摂取させておくと良いでしょう。
- L-カルニチン
- タウリン
- オメガ3脂肪酸(EPA・DHA)
などが効果的だと言われていますよ。
5.安全な餌であることが大前提
そして、何よりも大切なのは、安全な餌を与えるということ。
ドッグフードには、本当にたくさんの種類があり、品質もピンキリです。
「廃棄寸前の原料」を使用して作られた餌や、「発ガン性の懸念がある添加物」が使用されている餌も市場に出回っています。
愛犬の健康のためにも、
- 品質が不明な◯◯ミール、◯◯肉副産物など
- 赤色◯号などの合成着色料
- BHAなどの合成酸化防止剤
- 亜硝酸ナトリウムなどの発色剤
が使用されている餌は極力避けておきたいですね。
⇒ ドッグフードの危険な原材料とは【安全フードの見分け方4つ】
ゴールデンレトリバーの餌の量は?
パッケージの給餌量を目安に
「ゴールデンレトリーバーにはどれくらいの餌の量を与えるのが正しいの?」と疑問に感じている飼い主様も多いでしょう。
しかし、ドッグフードは、商品によってカロリーや栄養素が違うため、「何㎏のゴールデンレトリバーには何g」という正解がありません。
ですので、基本的には、与えるドッグフードに記載されている給餌量を目安に与え、毎日のうんちの状態や、体型の変化に合わせて量を微調節していくと良いでしょう。
便の状態をチェック
一般的に、餌の量が多すぎるとうんちがやわらかく、餌の量が少ないとうんちが硬くなると言われています。
毎日のうんちの状態をよくチェックし、餌の量を調節してみてください。
ちなみに、理想の硬さは、うんちを取った時に、下にうっすらと後が残る程度です。
体型のチェックも忘れずに
うんちだけでなく、体型の変化もチェックしましょう。
以前に比べて太った場合は、餌の量を控えめに、痩せてしまった場合は、少し多めに餌を与えましょう。
ゴールデンレトリバーの場合、抱っこして体重計に乗るという方法は難しいでしょうから、体の肉付きや見た目で肥満度を図る「ボディ・コンディション・スコア(BCS)」という方法で体型のチェックをすると良いでしょう。
ボディ・コンディション・スコア(BCS)の方法については下記記事で詳しく紹介しています。
ゴールデンレトリバーの月・年間の餌代について
ゴールデンレトリバーは大型犬ですので、餌代はそれなりにかかります。
参考までに、当サイト一番人気のモグワンドッグフードを与えた場合の餌代を計算してみましたよ。
ゴールデンレトリバーの成犬の適正体重は、
メス・・・25~29kg
オス・・・29~34kg
とされていますので、約30㎏の場合の餌代を計算してみました!
※成犬30kg 1日457g計算 |
定期便の場合 (4,237円/1.8kg) |
通常購入の場合 (4,708円/1.8kg) |
---|---|---|
モグワン1kgあたりの価格 | 2,354円 | 2,616円 |
1日の餌代 | 1,076円 | 1,195円 |
1ヶ月の餌代 | 32,280円 | 35,850円 |
年間の餌代 | 387,360円 | 430,200円 |
小型犬に比べると食べる量が多いため、やはり、食費は結構かかりますよ(-.-;)
モグワンドッグフードのみを与えるのではなく、コスパが良いフードとローテーションで与えるのが現実的ですね。
ゴールデンレトリバーが餌を食べない場合
ゴールデンレトリバーは、比較的、食べ物の選り好みをしないと言われてはいます。
しかし、「食べない」という悩みをお持ちの方も一定数いらっしゃるようですね。
そこで、この段落ではゴールデンレトリバーが、餌を食べない場合に効果的な対処法をお伝えしますね。
温めて香りを出してみよう
まずは、普段の餌を、温めたりお湯でふやかして与えてみてください。
犬は嗅覚が優れており、食べ物を匂いで判断します。
温めたりふやかすことで、香りが強く感じられるようになるので、食いつきがアップするかもしれませんよ!
餌の種類を見直してみて
フードを見直しをしてみるのもひとつの方法です。
現在、主原料が穀物のドッグフードを与えている場合、主原料に高品質な肉を使用したフードに変えてみるだけで、食べてくれる場合がありますよ。
当サイトで実際に愛犬に与えて、食い付きの良かった餌を下記記事で紹介していますので、参考にしてください。
⇒ 食いつきのいいドッグフードおすすめランキング!犬の食いつきが悪い理由は?
体調不良やストレスの場合も
ゴールデンレトリバーが餌を食べない場合、体調不良やストレスが原因の場合もあります。
いつもと様子が違うな、元気がないなと感じたら、必ず獣医さんに相談しましょう。
ゴールデンレトリバーにおすすめの市販ドッグフード5選
それでは、ゴールデンレトリバーにおすすめの餌をランキング形式でご紹介していきます!
口コミで人気が高く、安心して与えられるものばかりを厳選しましたよ。
1位.ネルソンズドッグフード
価格(税込) | 8,580円/5kg(通常価格) 7,293円/5kg(定期コース) |
主原料 | チキン50% |
タンパク質 | 29% |
カロリー | 369.4kcal/100g |
原産国 | イギリス |
ゴールデンレトリバーに最もおすすめしたいのが、中型・大型犬に人気のネルソンズドッグフード。
高品質な肉類、野菜、果物をバランスよく使用しているので、栄養面と安全面はバッチリ!
以前までは、2kg入りで販売されていましたが、リニューアルされて5kg入りになったので、大型犬を飼っている方でもお求めやすくなりましたよ。
サーモンオイルが使用されているので、良質な脂質も摂取することができます。
2位.アランズナチュラルドッグフードラム
価格(税込) | 4,237円/2kg(定期コース) 4,708円/2kg(通常価格) |
主原料 | ラム40% |
タンパク質 | 22.2% |
カロリー | 342kcal/100g |
原産国 | イギリス |
アランズナチュラルドッグフードラムは高品質なラム肉が主原料のドッグフードです。
ラム肉は、元気な体の維持をサポートする「L-カルニチン」が含まれているため、ゴールデンレトリバーにピッタリのお肉だと言えるでしょう。
原料の種類も非常にシンプルなので、アレルギーの心配をされる飼い主様にもオススメですよ。
3位.アカナ|アダルト|ラージブリード
価格(税込) | 25,300円/11.4kg |
主原料 | 新鮮鶏肉(13%) |
タンパク質 | 31% |
カロリー | 337.5kcal/100g |
原産国 | カナダ |
アカナドッグフードはカナダ産のヒューマングレードドッグフードです。
中でも、25kg以上の大型犬用の「アカナアダルトラージブリード」が特におすすめ。
大型犬に的を絞って作られているので、骨や関節への配慮もバッチリ。
たんぱく質はしっかりとりつつ、低炭水化物なので、肥満に注意したいゴールデンレトリバーにはピッタリでしょう。
11.4kgの大容量サイズで売られているのも嬉しいポイントですね。
4位.オリジン|オリジナル
価格(税込) | 22,000円/6kg 30,800円/11.4kg |
主原料 | 新鮮鶏肉 |
タンパク質 | 38% |
カロリー | 394kcal/100g |
原産国 | アメリカ |
愛犬のためにはお金を惜しまない!という方におすすめなのが「オリジンドッグフード」です。
中でも、「オリジンオリジナル」が良いのではないかと思います!
オリジンオリジナルは、高たんぱく・超低炭水化物・低GIのドッグフードなので、肥満に気を付けつつ筋肉はしっかり維持したいゴールデンレトリバーにピッタリ。
また、心臓に良い「タウリン」が豊富な、「カレイ」や「サバ」も使用しています。
お魚には、オメガ3脂肪酸であるEPA・DHAが含まれるので、認知症予防や毛並みにも効果が期待できますよ!
オリジンオリジナルも、アカナ同様、大容量サイズが発売されているので非常に便利ですね。
5位.メゾン・ド・ジビエ 天然鹿肉と有機玄米のやわらかリゾット
価格(税込) | 2個セット980円 5個セット2,398円 10個セット4,488円 |
主原料 | 天然鹿肉(九州産) |
タンパク質 | 9.44% |
カロリー | 102kcal/100g |
原産国 | 日本 |
メゾン・ド・ジビエ 天然鹿肉と有機玄米のやわらかリゾットは、純国産・無添加・保存料不使用のドッグフードです。
原材料にはアレルギーフリー食材のみを使用しているLIDフードで、アレルギー専門獣医の臨床試験済みフードになります。
ヒューマングレードの九州産鹿肉と有機玄米ミルキークイーンを使って一つ一つ丁寧に手作りしています。
カロリー控えめでありながら、しっかりタンパク質を摂取することができるので、太りやすいゴールデンレトリバーにぴったりです。
食いつきも抜群なので、ドライフードのトッピングとしてもおすすめです。
グレインフリーではありませんが、アレルギーの原因となる小麦を一切使用していないグルテンフリーです。
6位.ナチュラルハーベスト
価格(税込) | 5,170円/3.1kg |
主原料 | ラム(ニュージーランド、オーストラリア) |
タンパク質 | 18% |
カロリー | 320kcal/100g |
原産国 | アメリカ |
ナチュラルハーベストの「ベーシックフォーミュラ メンテナンス ラム」もオススメです。
主原料には、「L-カルニチン」が豊富な「ラム肉」を使用しているので、心臓サポートにももってこい。
さらに、日本の住環境を考えて、低脂肪・低カロリー設計になっています。
メインとなるたんぱく源を絞っているため、食物アレルギーが心配な方でも、与えやすいでしょう。
関節によいグルコサミン・コンドロイチンはもちろん、腸内環境によいプロバイオティクスも配合しているので、免疫力アップにもなりますよ♪
ゴールデンレトリバーにおすすめの餌一覧表
ランキング | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 |
商品名 | ネルソンズドッグフード | アランズナチュラルドッグフードラム | アカナ | オリジン | メゾン・ド・ジビエ 天然鹿肉と有機玄米のやわらかリゾット | ナチュラルハーベスト |
商品画像 | ||||||
おすすめポイント | 大型犬・中型犬におすすめの大容量サイズ | ラム肉メインでアレルギー対策にも◎ | 大型犬専用の高品質フード | 高たんぱく・超低炭水化物・低GIの高級フード | 純国産・無添加のアレルギー対策フード | 免疫力UPにも。主原料を1種類に絞ったフード |
品質 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
グレインフリー | ○ | ○ | ○ | ○ | グルテンフリー | × |
安全性 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
価格(税抜) | 7,293円/5kg(定期コース) | 4,237円/2kg (定期コース) | 25,300円/11.4kg | 30,800円/11.4kg | 5個セット2,398円 | 5,170円/3.1kg |
詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
まとめ
ゴールデンレトリバーにおすすめのフードを紹介しました。
- タンパク質豊富なフードがおすすめ
- 肥満に適したフードを選ぶ
- 関節の健康維持成分配合
- 心臓の働きに良いフード
体が大きいので健康だと思われがちなゴールデンレトリバーですが、その大きさ故に関節の病気や肥満には注意が必要です。
毛並みのパサつきも目立ちやすいので、日々の食事にはしっかりと気遣ってあげたいものですね!
健康にもよい、愛犬のお気に入りフードが見つかりますように。